GCSコーチング国際資格取得コース
GCS Global Credential Course

※2020年1月、「国際コーチ連盟(International Coach Federation)」は「国際コーチング連盟(International Coaching Federation)」に改称しました。
コースの狙いと目標 - General Vision and Goal

GCSコーチング国際資格取得コースでは、コーチングについての知識を身につけるだけでなく、実際に"できる"ようになることを目指し、修了時には国際コーチング連盟(ICF:International Coaching Federation)の定めるコーチの能力基準(Core Competencies)を満たすコーチを育成することを目標にしています。
コースの進め方
当コースは【初級(クラスJ)】【中級(クラスK)】【上級(クラスL)】の3段階で構成されており、当コースの修了後は一定の要件(※)を満たすことにより、国際コーチング連盟(ICF)のコーチ認定資格(ACC)を申請することができます。
※要件の詳細についてはこちらをご確認ください。当コースでは、コーチとしてのスキルを向上させるために、学びを進めていくのに伴い、段階に応じてコーチングセッションのスキルが評価され、実際に受講者が行なったコーチングセッションに対するフィードバックを受ける機会が組み込まれています。
コースの概要/カリキュラム - Classes/Learning Goals/Modules/Parts/Hours
- 【初級(クラスJ)】の内容とテキストは、レギュラークラスの【クラスA】【クラスB】と同じものを使用します。
- 【中級(クラスK)】の内容とテキストは、レギュラークラスの【クラスC】【クラスD】と同じものを使用します。
- 但し、国際コーチング連盟(ICF)の認定資格(ACCまたはPCC)を保有する現役のプロコーチが講師を務め、レギュラークラスには含まれない、コーチングセッションに対する個別フィードバック(クラスJ)およびGCSコーチ認定資格の取得(クラスK;審査あり)が含まれます。
クラス名称 | クラス概要 |
クラスJ-国際資格取得コース【初級】 |
コーチングの根幹をなす基本的な考え方と全体像を把握・理解し、 基本的なスキルを習得すると共に、セッションを構成する3つのモードを学び、クライアントを「気づき」 と「行動」に導くスキルを習得します。クラス修了時には、一通りのコーチングセッションを完結する技術が身につき、コーチングの醍醐味やすばらしさ、また、奥の深さを十分に味わうことができるようになります。 |
クラスK-国際資格取得コース【中級】 |
セッション中に起こるあらゆるケースに対応し、効果的にクライアントを導いていくために必要なセッションの戦略について学び、「さすがプロコーチ!」と呼ばれるような実践的スキルを習得します。また、実際にクライアントを獲得していくために必要な、クライアントターゲットの明確化や、クライアント獲得のシナリオづくり、クライアント獲得に必要なツール類の整備について、ひととおり身につけます。併せてGCSコーチ認定資格を取得し、有料クライアントを獲得するための準備を整えます。 |
クラスL-国際資格取得コース【上級】 |
国際コーチング連盟(ICF)が求める倫理基準やコーチに求められる能力水準(コア・コンピテンシー;Core Competencies)に対する適合度合についての自己評価を行ない自身の課題を確認します。その上で、ICFの倫理規定およびコア・コンピテンシーの各項目について、その内容を学習すると共に、ICFによる評価基準、ディスカッション、セッションを通じて習得します。また、ICF認定資格を申請するための要件を確認し、実際に申請する方法について、詳細なマニュアルに基づき学びます。 |
無料体験講座について
プレミアムなクラスですので、開催拠点が限られています。まずは下記拠点の無料体験講座にお越しください。
- 国際資格取得コース対応拠点の一覧と無料体験講座の受講お申し込み
開催予定が表示されていない、あるいは都合の良い日程がない場合は、「コーチング無料体験講座 日程リクエストフォーム」よりリクエストください。
GCSのコーチングの理念/学習モデル/アプローチ手法 - Philosophy/Model/Approach
コーチングが機能するための4つの条件
言葉遣いのテクニック、すなわち狭い意味でのスキルを駆使するだけではコーチングは機能しません。コーチングが真に機能するため には、次の4つの要素が不可欠です。
- 自己基盤
- クライアントのゴール達成をサポートするには、コーチ自身がゴール達成についての経験と深い見識を持っていることが必要です。コーチは常にクライアントのロールモデル(模範)であることを目指します。その前提として、自分自身をよく理解し、自分自身に対して肯定的な思いを持ち、それを相手に開示できることが大切です。「自己基盤」とは、それらを総合して指す言葉です。自分自身に対して肯定的な思いは、クライアントの可能性を信じるコーチングマインドを発揮するための大前提となります。
- コーチングマインド
- コーチは、クライアントの持っている無限の可能性と、クライアントが抱える問題の解決やゴール達成へ向けて必要な事柄は、すべてクライアントの中にあることを信じます。コーチとして自己基盤が確立されていてはじめて、そのように信じることが可能になります。コーチはクライアントを人間として尊重し、100%クライアントの味方になります。クライアントより偉いのではなく、共にゴール達成を目指すパートナーが、コーチです。
- 信頼関係
- 信頼関係のない相手との間では、コーチングは機能しません。人は、信頼しない相手に対しては心を開かず、本音を話すことはありません。コーチがクライアントの気づきと行動を促していく上では、本音での対話が不可欠です。ですからコーチングでは、まずはクライアントの言葉に耳を傾け、認め、受け入れ、信頼関係を築くことに注力します。また、コーチがコーチングマインドをもってクライアントに接することで、その信頼関係を、より強固なものとしていくことができます。
- スキル
- コーチングを効果的に行なうためのスキルは体系化されています。これらのスキルを効果的に用いることにより、コーチングをよりよく機能させることができます。コーチはスキルを知り、理解を深め、実際に使ってみて効果を検証し、自分のものにしていきます。また、スキルには、どれだけコーチングマインドを発揮できたかが、反映されます。
クラス運営の考え方
クラスではコーチングについての知識を身につけるだけでなく、国際基準に則ったコーチングを実際に"できる"ようになることを目指します。そのために、具体的には次のステップを踏んで学びます。
- 聴く」「質問する」など、国際基準に則った個別のスキルを習得する
- それらのスキルを使い、セッションを組み立てる方法を習得する
- あらゆる状況に対応できるように、セッション運営の戦略を習得する
- 極的に実践練習を重ねていく
- プロコーチとしての専門分野を決め、プロとして活動する上で必要な実務を習得する
- コーチングの国際基準についての詳しい知見を獲得し、スキルをブラッシュアップする
GCSのオリジナルメソッド「CASPARモデル」
コーチングスキルの習得と並行して自己基盤の確立を促していく指導法として、「CASPARモデル」という考え方に基づくオリジナルメソッドを開発し、クラス運営に活かしています。
このメソッドでは、事例に基づくディスカッションをきっかけとして受講者自身の経験を掘り下げていきます。それにより、実生活における効果的なコミュニケーションのあり方への理解・納得が深まると共に、自身の内にあるリソースへの気づきが促されます。
自己理解・自己承認・自己開示という一連のプロセスが組み込まれることで、自然な形で自己基盤の確立を促すのが「CASPARモデル」の狙いです。以下、「CASPARモデル」によるクラスの進め方です。
- CAse(事例)
- 実際のセッション事例や体験談を提示し、ディスカッションを通じて、コーチングスキルの効果や必要性を実感します。
- Self-discovery(発見)
- 事例に関連する受講者自身の過去の体験を掘り下げ、自身の持つリソースへの気づきを促します。
- Principle(解説)
- 事例及び発見した事柄の背景にあるコーチングスキルの原理・原則を解説し、理解を深めます。
- Application(適用)
- 学んだ原理・原則に基づいてコーチングスキルを実践(適用)し、体得します。
- Resolution(決意)
- 実践したスキルの効果について考え、体得したスキルを効果的に活用していくことを決意します。
こんな方に - Intended Participants
- コーチングの国際認定資格の取得を目指す方
受講資格 - Requirements For Entrance
- 下記すべてを満たすこと
-
- コーチングスキルを習得できるかどうかは、自らの努力にかかっていると理解していること
- 講師の指示に従い、円滑なクラス運営を妨げないことを約束いただけること
- クラスの修了に必要な課題を期日とおりに提出することを約束いただけること
- クラスの中で知り得た個人の情報は、口頭・文書・インターネット上の情報を含め、クラス外に公開しないことを約束いただけること
- 精神科・心療内科に通われている方、もしくは過去に通われたことのある方は、必要に応じて専門家と相談の上、自己責任において受講することに同意いただけること
- クラスK【中級】を受講する場合
-
- クラスJ【初級】を修了していること または
- 所定の要件を満たすGCSレギュラークラスA・Bを修了していること(要件については事務局にご相談ください)
- クラスL【上級】を受講する場合
-
- クラスK【中級】を修了していること(GCS認定コーチ資格を未取得でも可)または
- GCSレギュラークラスA~Dを修了し、有効なGCS認定コーチ資格を取得・保持していること
担当講師陣 - Lead Instructors
- 国際コーチング連盟(ICF)の認定資格(ACCまたはPCC)を保有するGCS講師陣
開催要項
受講料 - Fees
- 【初級】(レギュラークラス クラスA・B相当):93,500円(税込)
クラス受講20時間+オンラインでのパーソナルセッション30分×2回つき - 【中級】(レギュラークラス クラスC・D相当):143,000円(税込)
クラス受講20時間+オンラインでのパーソナルセッション30分×2回、修了筆記課題(2時間相当)、所定の審査によりGCSコーチ認定資格を授与 - 【上級】:143,000円(税込)
事前筆記課題(2時間相当)、クラス受講20時間+オンラインでのパーソナルセッション30分×1回、ICF入会および認定資格申請マニュアル、資格取得サポートつき
お支払い - Payment
- お申し込み後1週間以内に受講料のお支払い手続きを完了してください。
- お支払いはクレジットカード決済、銀行振込、PayPay決済からお選びいただけます。
- クラス開講初日の前営業日17時までのキャンセルは受講料を返還します。クレジットカード払いの場合は、決済手続きのキャンセルまたはマイナス金額のカード決済により処理します。銀行振込の場合の振込み手数料は、申し込み者負担とします。
※特商法に基づく表示 - 対面式またはオンラインのクラスとなります。
- 講義並びにテキストは、すべて日本語です。
- プレミアムなクラスですので、開催拠点が限られています。エリアを選択の上、下記リンク先にてご確認ください。日程の右側に表示される「申込」ボタンをクリックし、受講をお申し込みください。