GCSコーチ認定制度の概要
GCSでは質が保証されたプロコーチを輩出するために、コーチ認定制度を設けています。GCSによるコーチ認定を希望し、所定の受験資格基準を満たす方は、GCSコーチ認定試験を受験することができ、所定の合格基準に達した方は、「GCS認定コーチ」として活動することができます。
当制度の趣旨
GCSコーチ認定試験によりGCSのコーチングクラスで学ぶコーチングスキルとマインドの理解度・修得度の判定を行ない、プロコーチとして有料のコーチングセッションを提供するのにふさわしいレベルに達していることを認定する。
認定試験の受験資格
以下の条件すべてを満たす者。
- GCSコーチングクラスA~Dのすべて、または国際資格取得コースのクラスJ・Kに出席し、修了証を授与された者
または、他機関でコーチングを学び、編入審査に合格の後、GCSコーチングクラスB~Dのすべてに出席し、修了証を授与された者 - 【重要】クラスD受講の場合、受験申込期限内に受験の「申込」を行なった者
- 2018年10月14日以前にクラスDの受講を申し込まれた方:受験申込期限の定めなし
- 2018年10月15日以降にクラスDの受講を申し込まれた方:クラスD修了後6ヶ月以内に受験を申し込むこと
- 受験申込期限を過ぎてから受験を希望する方は、クラスA~Dのいずれかを再受講・修了した後、6ヶ月以内に受験を申し込むこと
- コーチとして5名以上に対するコーチングセッションを経験している者(職場等でのコーチングスキルの活用を含む;有料・無料を問わない)
- 国際コーチング連盟の定めるコーチとしての倫理基準を守ることを誓約する者
- 別途定める受験料を納付した者
- GCS認定コーチとして活動するのにふさわしくないと思われる特段の理由がない者
- 【2022年9月4日までの受験申込】適正な評価を行なうために、実技試験のセッションが録音・多重審査されることを了承する者
【2022年9月5日以降の受験申込】セッションの相手方(クライアント)より、コーチングセッションの録音データをGCSに提出することについて書面(メール等の文書可)により許可を得ている者 - 実技試験セッションの録音データが、受験者の個人情報を開示しない範囲で、GCSのプログラム改善のために活用される可能性があることを了承する者
受験料
- 22,000円(税込)*2023年7月2日(7月審査グループ)までのお申し込み
※海外在住の場合は輸出免税により20,000円 - 24,200円(税込)*2023年7月3日(8月審査グループ)以降のお申し込み
※海外在住の場合は輸出免税により22,000円
※「クラスK-国際資格取得コース【中級】」をご受講の場合、クラスKの受講料に受験料が含まれるため新たなお支払いは必要ありません。
認定試験の構成と受験方法
コーチングおよびコーチングスキルに関する筆記試験とコーチングセッションの実技試験により構成される。
- 筆記試験
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- 受験者にメールにて送付された試験問題(PDF)を印刷して、解答並びに必要事項を記入し、「認定試験日程」にて定める期限までに郵便で提出する(当日消印有効)。解答記入に要する時間数に制限は設けない。テキスト・ノート等を参照することも可とするが、解答は本人の自筆を要する(ワープロ不可)。海外在住の場合はデータ提出可。
- 事前の連絡なく期限内の提出がなかった場合は受験放棄とみなし、合否判定並びに合否通知は行なわれない。やむをえない事由により期限内提出ができない場合は、事前に銀座コーチングスクール事務局に連絡し、期限日程の再調整等を行なうこと。
- 実技試験
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- 受験者は、任意の相手(但しGCS講師およびGCS認定アセッサーを除く)をクライアントとした25分間以上40分間以下のコーチングセッション(セッション本体のみ)の録音を提出する。
- 録音を提出するにあたり、相手(クライアント)から書面(メール等の電子データ可)での許諾を得ておくこと。
- 録音データのファイル形式は、「.mp3」・「.wma」・「.m4a」のいずれかとすること。
- 録音されているセッション内容については、以下を含むこと。
・アイスブレイクで開始する
・守秘義務の告知を、その意味の説明も含め、行なう
・セッション終了時に、クライアントからのフィードバックを求める
・次回のセッションのアポイントをとること - 録音されているセッションでは、クラス内で学んだスキルを幅広く使うこと。学んだスキルの発揮度合に基づき、評価が行なわれるため、たとえばセッションのほとんどがクライアントの発言で占められ、コーチ(受験者)の発言が極度に少ない場合、セッション内でのスキル発揮の機会が少な過ぎることにより、評価では不利になります。
- 【推奨】複数の録音データを作成の上、最も出来栄えがよいと思われるものを選択・提出されることをお奨めします。
- 【ご注意】録音データの選択にあたり、GCS講師およびGCS認定アセッサーと相談することは厳禁です。
- 録音データ(実技試験)の提出方法
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- ファイル名は「受験者番号_氏名」(+拡張子)にご変更ください。
- ご提出の受付開始日に事務局がご案内する録音データ送信用フォームよりお送りください。
- 【注】上記フォームからのご送信にあたり、Gmailのアカウントが必要です。事前にGmailのアカウントを取得ください。
- Gmailのアカウントを取得しない場合は、ギガファイル便等の大容量ファイル転送サービスをご利用いただき、下記要領にて送信ください。
- 提出先: gcs@entrelect.co.jp
- 提出時の記載必須事項:
・「実技試験の録音ファイル提出であること」の記載
・受験者名(フルネーム)
・連絡先メールアドレス
認定基準
筆記及び実技試験にて、いずれも70%以上の評価に達した者を合格とし、GCS認定コーチとして認定する。認定を受ける者は、国際コーチ連盟の定めるコーチとしての倫理基準を遵守することを誓約しなければならない。
GCS認定コーチの義務と特典
認定試験合格者へは、GCSコーチ認定証(スマートフォン上のアプリ形式)が交付される(有効期間1年;更新手続費用 6,600円)
※スマートフォンを使用されていない方で希望される方へは、PDF版の認定証を発行いたします。認定証(PDF版)発行依頼フォームよりお申し込みください。- GCS認定コーチは「GCSのミッション」に記載の「GCS認定コーチの行動規範」に沿った行動を心がけなければならない。また、プロコーチとして常に自己研鑽に努めなければならない。
- GCSのウェブサイト上にてプロフィールを公開し、クライアントの紹介を受けることができる。プロフィールを公開するGCS認定コーチは、銀座コーチングスクールに対して常に最新のプロフィール情報を通知しなければならない。
- 株式会社アンテレクト並びにその提携団体が開催するスキルアップ並びにクライアント獲得に役立つイベントへの優待参加ができる。
- その他、プロコーチとしての活動をサポートする各種特典サービスを受けることができる。
- 「GCS認定コーチ」を名乗り、名刺・ウェブサイト等で表記することができる。
- 「GCS認定コーチ」のボタンバナーをブログ・ウェブサイト等に掲載できる。
- その他、「GCS認定コーチ特典」のページを参照のこと。
試験実施スケジュール
- 試験の受験申込は随時受け付け、受付日に応じて定められた期間内に受験する。
- スケジュールの詳細については「GCSコーチ認定試験日程」を参照のこと。
認定の更新について
GCSコーチ認定の有効期間は1年間ですが、下記のいずれかを満たすことにより、更新することができます。
(更新手続費用 6,600円/年)
- 過去1年間に、5名以上に対し、総合計10時間以上のセッション実施実績があること。セッションの有料・無料は問わない
- 過去1年間に、クラスA~Dのいずれかを再受講していること
- 過去1年間に、クラスA~Dのいずれかのクラスアシスタントを合計2回以上務めていること
- 過去1年間に、自分のコーチを雇い、クライアントとして3ヶ月間以上のセッションを受けていること
- 過去1年間に、GCSゼミナール・GCSコーチングワールドツアー等、GCSが認めたコーチングスキル維持・向上のための講習・演習に計8時間以上参加していること
- 過去1年間に、コーチングスキルを指導する講師を計10時間以上務めていること
- Gatherに参加し、活発に活動していること(詳細要記述)
- 過去1年間に、上記に匹敵すると思われるコーチとしての活動を実践したこと(要詳細ご報告)
- コーチングスキルの向上に役立つ書籍を2冊以上読み、うち2冊についての感想文(各300~400文字程度)をGCSに提出すること
上級資格への昇格
- GCS認定コーチとしての経験を重ね、プロコーチとして豊富な実績があると認められたコーチは「GCS認定プロフェッショナルコーチ」に昇格します。
- GCSクラス講師養成プログラムを受講・修了し、一定の要件を満たしたコーチは、「GCS認定クラス講師」として認定されます。
受験申込
下記よりお申込にお進みください。
- 必ず受験資格をご確認ください。
- ご希望の「審査グループ」がある場合は、当該グループの「申込受付および受験料納入期間」内にお手続きください。
- 「クラスD」をご受講いただいた方と、「クラスK-国際資格取得コース【中級】」を受講いただいた方でフォームが異なりますのでご注意ください。