ACC(Associate Certified Coach)認定更新ガイド
※内容は極力、正確を期していますが、適宜変更される可能性がありますので、国際コーチング連盟のウェブページでもご確認ください。
ICF認定資格の更新について
ACCを含むICFの認定資格の有効期間は3年間です。資格取得後は3年ごとに更新することが義務付けられており、資格を維持するには更新を申請する必要があります。更新の申請は有効期限が切れる10ヶ月前から行なうことができます。
- オススメ
- 認定取得直後から申請更新画面の入力が可能です。CCEクラス受講等を受講したら、入力内容は更新申請時まで保存されますので、更新時期を待たず、修了直後に入力しておくことをお奨めします。
- 更新期限延長の特例
- 深刻な病気や長期入院、家族の緊急事態などの不可抗力により期限内に更新ができない場合、最長12ヶ月間まで更新期限を延長することができます。更新期限の30日前までに support@coachingfederation.org 宛に延長を申請してください。
- 現資格の更新と上級資格の申請について
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現在保持している認定資格の有効期限の前後1年以内に上級認定資格を申請する場合、上級認定資格の審査が行なわれている間は、別途更新の申請や費用負担なしに、現在保持している資格を最長12ヶ月間は維持することができます。
(GCS注:PCC申請・審査中にACCの更新期限が来てしまうことの心配はありません)
有効期限を確認する3通りの方法
- 【A】ICFの検索ページで確認する
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- ICFの会員/認定コーチの検索ページにアクセスする。
- 検索窓に下の名前・苗字(認定を取得した際のもの;アルファベット)を入力し「Search」をクリック
- 「ICF Credentail」の列に認定種別と有効期間が表示される。有効期間は月/年の表示ですが、月の末日が有効期限。
(例:ACC 8/2023 - 8/2026 → 2026年8月31日が有効期限)
- 【B】ICFの登録ページで確認する
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- ICFのウェブサイトにアクセスし、ページ右最上部の「Sign in」をクリックしてログインする。(ログイン済みの場合は「Hello,(お名前)」と表示されるので、(お名前)部分をクリック)
- ログイン後画面で「Access Profile」をクリック
- 表示された画面のページ最下部の「My Credentials」の「Renewal Due Date」に有効期限が表示される。
- 【C】デジタルバッジで確認する
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- 認定取得後にICFから送られてきたデジタルバッジのリンクをクリックする
- ページ上部に「Expires on (日付)」として有効期限が表示される。
更新申請費用
- ICF会員:175米ドル
- ICF非会員:275米ドル
更新審査期間
- 6~8週間
- 審査完了が有効期限を過ぎてしまう場合でも、有効期限後2ヶ月間は猶予期間としてICF認定は有効とみなされます。(2ヶ月間あれば、最長8週間の審査期間をカバーできます。)
ACC(Associate Certified Coach)の更新要件
認定資格取得日または前回の認定資格更新時から3年の間に下記を満たす必要があります。
- 【1】3ヶ月間以上・10時間のメンターコーチング
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- 資格あるメンターコーチ(MCCまたはPCCまたは1回以上の更新経験があるACC)から最低3ヶ月間以上・10時間のメンターコーチングを受けること
※メンターコーチング担当ICF認定コーチ一覧より選択いただけます。
- 資格あるメンターコーチ(MCCまたはPCCまたは1回以上の更新経験があるACC)から最低3ヶ月間以上・10時間のメンターコーチングを受けること
- 【2】合計40時間以上の継続的なコーチ教育の修了
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- 継続的なコーチ教育として時間数をカウントできるのは下記のクラスです。(各クラスの修了証PDFは必ず受領し、保管してください。更新申請時に必要になります。)
・CCEプログラムの各クラス
・レベル1およびレベル2の各クラス(再受講可) - 40時間のうちコアコンピテンシー(CC)に関する受講時間数が24時間以上であること
- 上記コアコンピテンシー(CC)24時間のうち3時間は倫理規定に関するものであること
- クラス時間数については、GCS開催クラスの時間数および内訳詳細にてご確認いただけます。
※GCS以外のスクールでのCCEを受講してもOKですが、コアコンピテンシーの時間数は必ず確認することをお奨めします。 - 動画をすべて視聴した後、画面右上の「Next」をクリック
- 選択式の問題集(10問)に解答し、画面右上の「Next」をクリック
- 表示されるリソース文書に目を通し、画面右上の「Finish」をクリック
- 受講を完了した旨の通知がメールで届く
- ICFサイトにアクセスし、自身のプロフィールページを開く(トップページ右上の自分の名前をクリックするか、Sign in する)
- プロフィールページの右側の「Transcripts」をクリックし、受講した日付(開始日・終了日)を入力し、「Print Transcript」をクリックするとTranscript(成績証明書)をダウンロードできます。
- 上記以外に、下記活動に従事した場合、所定の単位(時間数)をカウントすることができます。
・ICF Global Board, committee, council, task force における活動:1年間につきRD(CC以外)2単位
・ICF Chapter Board(日本ではICF日本支部の理事)としての活動:1年間につきRD(CC以外)2単位
・ICF Subject Matter Expert Volunteer としての活動:(GCS注)取得単位については明示されていません
・Volunteer for an ICF Foundation initiative としての活動:initiative毎にRD(CC以外)2単位
※倫理規定の時間数要件を満たすために「ICFコーチング倫理コース(日本語版)」(3時間・無料・動画視聴方式)がリリースされました。リンクをクリックし、ICF会員登録または認定資格申請時の情報でログインの上、表示された画面の「Launch Course」ボタンをクリックすることで視聴できます。(プライバシーポリシーの同意確認画面が表示されたらAcceptをクリックください。)以下、画面表示後の手順です。-
【重要】
- 上記【1】のメンターコーチングの10時間は、コアコンピテンシーの学習時間として算入が可能です。
※CCE30時間+メンターコーチング10時間で40時間を満たすことができます。但し、CCEのみで40時間を修了しても、メンターコーチング10時間は省略できません。
更新手続き
- 下記をご準備の上、ACC更新申請画面入力マニュアルに従って申請作業を行なってください。
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- ACC更新申請画面入力マニュアル
- 継続的なコーチ教育として時間数をカウントできるクラスの修了証(PDF)
- メンターコーチの情報をICFに提出することについて、当該メンターコーチからの書面(メール等可)による許諾
- GCS開催クラスの時間数および内訳詳細の画面
- 有効なクレジットカード
更新申請が遅れる場合
- 有効期限後2ヶ月間は猶予期間としてICF認定は有効とみなされます。更新しないまま2ヶ月を経過した時点で失効となります。
- 上記2ヶ月(猶予期間)を経過した後でも、続く10ヶ月以内に更新申請をすれば認定を復活させることができます。但し、必要となるCCE時間数が加算されます(下記)。
・有効期限後2ヶ月以内(猶予期間内)の申請:CCE40時間(うちコアコンピテンシーは24時間以上)
・有効期限後3ヶ月目の申請:CCE41.2時間(うちコアコンピテンシーは24.72時間以上)
・有効期限後4ヶ月目の申請:CCE42.4時間(うちコアコンピテンシーは25.44時間以上)
・有効期限後5ヶ月目の申請:CCE43.6時間(うちコアコンピテンシーは26.16時間以上)
・有効期限後6ヶ月目の申請:CCE44.8時間(うちコアコンピテンシーは26.88時間以上)
・有効期限後7ヶ月目の申請:CCE46.0時間(うちコアコンピテンシーは27.60時間以上)
・有効期限後8ヶ月目の申請:CCE47.2時間(うちコアコンピテンシーは28.32時間以上)
・有効期限後9ヶ月目の申請:CCE48.4時間(うちコアコンピテンシーは29.04時間以上)
・有効期限後10ヶ月目の申請:CCE49.6時間(うちコアコンピテンシーは29.76時間以上)
・有効期限後11ヶ月目の申請:CCE50.8時間(うちコアコンピテンシーは30.00時間以上)
・有効期限後12ヶ月目の申請:CCE52.0時間(うちコアコンピテンシーは31.20時間以上) - 有効期限後、更新しないまま1年間を経過すると、完全失効となります。認定を復活させたい場合は改めて新規に認定取得を申請する必要があります。
- 更新期限延長の特例
深刻な病気や長期入院、家族の緊急事態などの不可抗力により期限内に更新ができない場合、最長12ヶ月間まで更新期限を延長することができます。更新期限の30日前までに support@coachingfederation.org 宛に延長を申請してください。
問い合わせ先
- 継続的なコーチ教育として時間数をカウントできるのは下記のクラスです。(各クラスの修了証PDFは必ず受領し、保管してください。更新申請時に必要になります。)