自責・・・自己否定と自己成長のコーチング的なサポートの違い
銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 芳賀美貴です。
クライアントや部下、子供が「自分のせいだ...」と、
落ち込んでいる場面に出会ったことがあるでしょうか。
そのとき、どのようにサポートしますか。
「自責」には、大きく分けると自己否定型と自己成長型があります。
自己成長型の自責の場合、
「今回の失敗から何が学べるだろう?」
「次はどうすればもっと良くなるか?」
と考えることができ、失敗を経験として前に進むことができるでしょう。
普段は自己成長型の自責ができる人も、
例えば大きな挑戦に挫折した時や
思わぬ出来事に遭遇してしまった場合などが原因で
自己否定に陥ってしまう事もあるかもしれません。
「すべては自分の能力が劣っているからだ」
「自分はなにをやってもダメだ」
このようなクライアントの言葉に、あなたならどんな声掛けをしますか。
まず大切なのは、自責の感情を否定するのではなく、認めることです。
認めたうえで、事実と感情を切り離すことや、
うまく行かなかった点とうまく行った点など、
視野を広げてクライアントと共に考えることなどができるでしょう。
自責が自己否定につながるのか成長の糧になるのかは、
コーチの関わり方次第でもあります。
認めるスキルはクラスAで、成長の糧にする方法はクラスB、
視野を広げる関わりはクラスCで学ぶことができますよ。