1on1を成功させるには、部下の協力が不可欠です
銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 松本結花です。
部下の成長支援を目的として、1on1ミーティングを行っている方や、導入を考えているという企業様も多いのではないでしょうか。
・1on1の中で、親の介護の話が出てきた。一人で抱え込む前に聞けてよかった
・面談を続けていくことで、部下が少しずつ自分の考えを話してくれるようになった
などと1on1の効果を感じている人がいる一方で、
・業務確認の時間になっている
・1on1の効果を感じず、後回しになっている
という声も耳にします。
どうすれば、1on1は有意義な時間になるのでしょうか?
上司側が1on1のスキルを磨くことも有効ですが、大前提として、部下側にも1on1の目的や進め方を共有しておく必要があります。
何のための面談なのかが分からなければ、準備ができず、気持ちも入りません。
「何を話してもいい」と言われても、困ってしまいます。
1on1を始める前提として、上司も部下も、1on1の目的や重要性、やり方、テーマ(話す内容)について認識し、互いに準備をして臨むことでより充実した時間となるのです。
これはコーチングでも同様です。
「コーチが教えてくれるんでしょ?」「コーチングを受けると、上手くいくんでしょ?」等と誤解されては困りますし、受け身の姿勢でコーチングを受けていただいても成果も上がりせん。
そのため、コーチングの契約を結ぶ際には、必ず『コーチングの仕組みや効果、コーチングで提供するものとしないもの、成果を得るために必要なこと』等をクライアントに伝え、同意していただいてから契約を結びます。
GCSでは、スキルを身に付けるだけではなく、どのように導入していくかという点についても学んでいきます。