3つの「きく」を使いこなそう!

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銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 森水三香子です。
 

あなたは「きく」という漢字には3つがあるのはご存知でしょうか?

「きく」 には、「聞く」「聴く」「訊く」の三種類があります。

今日は3つの「きく」の違いについてお伝えしていきます。


「聞く」

普段、「きく」と言えばこ「聞く」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
「聞く」は英語で「hear」となり受動的な「きく」です。
あなたの耳から音が入ってきた時、耳に入ってきた音や言葉を認識するという意味です。
道を歩いていて車の音が耳に入ってきた。そんなことをこの「聞く」で表します


「聴く」

「聴く」は英語で「listen」。
「聴く」は「聞く」よりも能動的な「きく」なので、相手の感じていること、伝えたいことを理解しようと耳を傾けることです。
「聴く」という漢字を分解してみると耳+目+心になります。
耳で聞くだけではなく目を使って相手の表情を聴いたり、心で相手の本音はどこにあるのかと聴くことになります。
心を込めて、「きく」ことです。
傾聴という言葉にもこの聴くという漢字が入っていますね。
コーチングでは「聴く」スキルを使っていきます。
目で聴いたり心で聴くためにはクライアントのノンバーバルな部分をキャッチする必要があります。
クライアントの言葉を一生懸命メモしていたり、カンペを見て次何質問しようか考えていたらクライアントのノンバーバルな部分を見過ごしてしまいます。
まずは意識の矢印をクライアントに向けしっかりと聴いていくことを心がけましょう。


「訊く」

「訊く」は、英語では「ask」となり、自分の興味・関心から沸き起こったことを尋ねることです。
つまり質問するのスキルです。
「訊く」ことで、相手が話したくても言い出せなかったことが出てくることもあります。
ただ、 自分の興味や関心だけで「きく」と、「聴く」がなくなり、「情報収集」。となってしまいます
「尋問」や「詰問」のように感じさせてしまうため質問する前に「聴く」がベースになっていることを気をつけて行きましょう


3つの「きく」にはこうした段階があり関係があります。
それぞれの違いをしっかりと理解すること「きく」を使いこなしクライアントのための時間になるようにしていきましょう。

みなさんのご感想をぜひ教えてください!お待ちしております。