部下のやる気を引き出す、新年の声かけ
銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 松本結花です。
年の始まりは、チームのモチベーションを高める絶好のチャンスでもあります。
特に、上司として部下のやる気を引き出す言葉やアプローチは、チーム全体のパフォーマンスに大きな影響を与えます。
また、適切な声かけは、部下が自信を持ち、主体的に行動する後押しとなります。
そこで、今回は、部下を後押しする声かけのポイントをご紹介します。
部下のやる気を引き出す声かけ:3つのポイント
(1)ポジティブなフィードバックを伝える
年初のミーティングや1対1の対話では、まず部下の昨年の努力や成果を認める言葉を伝えましょう。
「昨年の○○プロジェクトでの貢献は本当に頼もしかった」といった形で具体的に伝えるとより効果的です。
(2)未来への期待を共有する
新しい年の目標やビジョンを共有する際には、部下がどのようにそのビジョンに貢献できるかを話しましょう。
「今年はこんなことを一緒にやっていきたい。その中であなたの○○のスキルが必要です」「○○のスキルをこのように活かしてほしい。頼りにしています」等と伝えることで、部下は、自分の役割やその重要性を感じることができます。
(3)質問により、部下の思いを聞いてみる
一方的に話すのではなく、「今年はどんなことをやりたいと思ってる?」「どんなサポートがあるとやりやすい?」といった質問をすることで、部下が自分の意志で行動計画を立てるきっかけを作ります。
声かけを習慣に
新年だけで終わらず、定期的に声をかけることで、部下はモチベーションを維持しやすくなります。
月初や週のスタートに「最近どう?」等と話しかけ、進捗を確認するだけでも効果はあります。
その際には、上記の3つのポイントを忘れずに。
質の高い声かけの積み重ねは「この上司はいつも気にかけてくれている」「期待されている」「何かあったら報告しよう」「相談しよう」という信頼関係につながっていきます。
「このメンバーと共に、最高の1年にしよう!」という気持ちは、あなたの言動を通して周りの人に伝わります。
期待と希望を胸に、まずは2025年1月を、新たな気持ちで歩んでまいりましょう。
この1年があなたと、あなたのチームにとって素晴らしい年になりますように!
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