指導の前に話を聴く。その効果とは?

コーチング無料体験講座-1.5時間でコーチングの基礎を学び、スキル演習を体験


241018gcsj.jpg




銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 松本結花です。
 

私事ですが、先日、話を聞いてもらう機会がありました。

チームで進めているプロジェクトが思うように進まず困っていたため、その道の先輩に指導を仰いだのです。

1時間ほど時間を取って、最終的には3つの助言をいただいたのですが、その前にじっくりと話を聴いてくださったのが印象的でした。


話をしている最中に感じたのは、安心感です。

「○○さんが□□してくれなくて困っている」といったできれば口にしたくないことも、そのまま受け止めていただき、思っていることを出し切ることができました。


話を終えた後には、認めてもらったという感覚が残りました。

話の中で、
「どうしてこの仕事をしているの?」
「あなたの強みは何?」
「何が足りていないの?」
といった問いかけがあり、それに対するポジティブな感想や「足りていない点については、このように補うことができるといいね」といった受け取りやすい助言をいただきました。


振り返ってみると、問題そのものではなく(問題を抱えている)私自身に関心を寄せ、丸ごと受け止めてもらったのだと感じます。

「わかってくれている人がいる」という心強さや、「自分はこれでいいんだ」という自己信頼も湧いてきました。

いかがでしょうか?

経験や知識が豊富であれば、指導や助言、指示を与えることは比較的簡単かもしれません。

一方で、まずは相手の話をじっくり聴いてみることで、より多くのものを引き出し、ポジティブな感覚を提供できる可能性があるのです。

あなたがサポートしたい人は誰ですか?

あなたの聴き方は、相手にどんな影響を与えていますか?

聴くから始まるコーチング
周囲の人の成長をサポートしたいという人はこちら