子どもの緊張をほぐす声かけ

コーチングの国際資格を取得して専門性を高めたい管理職/ビジネスリーダーとしてキャリアアップしたい


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銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 妻鹿由佳子(めがゆかこ)です。
 

子どもに見えていることと大人が見えていることが違ってて、伝え方が難しい。

先日、中学校のバスケ部顧問をされている先生とお話した時にこんな話題が出てきました。


子どもと大人は、生活の中で見たり感じたりすることが違います。

たとえば、学校での出来事や友達との関係も、それぞれ違う目線で見ています。


大人は数十年かけて得た大人の経験から、子どもたちは子どもたちの今まで精いっぱい生きてきた十年そこそこの経験から物事を考えています。

そのため、同じことが起きても見え方、感じ方が違います。


例えば、バスケの大会が近づくと生徒たちはこれまでの練習の中で上手くいかなかったこと、ミスに目が行く子が多いそうです。

だから試合前はガチガチに緊張して、それがまたミスを生む悪循環を起こすことに。


そこで改めて「○○しよう」と注意を促しても「それができなかったらどうしよう」になってしまいます。

そんな時に大事なのは「前に上手くいったときは?」という視点から質問すること。

上手くいった経験を思い出すことで緊張を和らげることができます。


コーチングは質問を使って、子どもたちが自分で答えを見つけられるように手助けできます。

そして「こうしなさい」というのではなく、一緒に考えて、自分で解決策を見つけるのをサポートする声掛けができるようになります。


さらに、コーチングの方法を使うことで、互いの考えや気持ちがもっとよくわかり合えるようになります。

困ったときや悩んだときは、お互いに「どうしてそう思うの?」と同じ景色を見るようなイメージで聞いてみてください。

それだけで、きっともっと良い解決策が見つかるはずです。