報連相が苦手な社員に、どう接していきますか?
銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 松本結花です。
報告・連絡・相談の「報連相」は仕事の基本とされていますが、Z世代の若手社員は報連相に苦手意識を持っている傾向があるようです。
いつでもスマートフォンが手元にあり、分からないことは自身で情報収集できる。
さらには、コロナ禍で気軽に相談する機会が断たれ、自分で調べて解決してきたという学生生活が影響しているのかもしれません。
周囲に相談したり、確認したりするのが得意ではない若手の皆さんへ、あなたならどのように対応しますか?
コーチングを学ぶ中でも、
・部下との面談でコーチングを活用したいが、会話が続く関係ではない
・そもそもあまり話したことがない
・信頼関係を築いていく必要がある
という話はよく出てきますが、そのような場合でも、できることはたくさんあります。
「○○さん、おはよう」名前を呼んで挨拶をする。
「何か困っている?」困ったり、悩んたりしている様子を見かけたら、声をかける。
「あの仕事、今はどんな状況?」こちらから話題を提供して、一緒に話す。
「そこまで進んだんだね」やったことや、できていることを認める。
「そういう状況なんだね。教えてくれてありがとう」伝えてくれたことに感謝する。
「報告書、読んだよ。それで‥‥」感想を伝えたり、もっと知りたいと思った点について尋ねたりする。
いかがでしょうか?
もし、自分がこうした対応をしてもらったら、どんな気持ちになりますか?
「この人、いつも見ていてくれるな」「気にしてくれているな」「何かあったら相談してみようかな」という思いが湧いてくるのではないでしょうか?
質問して話を聴くことだけがコーチングではありません。
クラスの中では、『どのように人と関わり、関係を築き、目指すところに向かって共に歩んでいくか』について、学び、実践を重ねていきます。
一緒に働くメンバーとの関係性を良くしていきたい
やりがいやうれしさを分かち合いながら、一緒に前進していきたい
大切な人の力になりたい
という方、コーチングの門をたたいてみませんか?