書く瞑想ジャーナリングとコーチングの相乗効果

忙しい日々のなかで、気づけば頭の中がずっと"稼働中"になっていることがあります。
やることは山積みなのに、心だけが置き去りになっているような感覚。
そんなとき、そっと自分を取り戻す助けになるのが、書く瞑想とも呼ばれる「ジャーナリング」です。
今回は、ジャーナリングのやさしい始め方と、そこから自然に次の一歩へつながるヒントを綴ります。
ジャーナリングは「上手に書かない」ほうがうまくいく
ジャーナリングは特別な技術ではなく、いまの自分の中にあるものを、そのまま紙に移していく時間です。
ノートでもコピー用紙でも構いません。
大切なのは、きれいにまとめようとしないこと。
文章になっていなくても、誤字脱字があっても大丈夫です。
思考の流れを止めないほうが、言葉はするりと出てきます。
時間は、5分でも十分。余裕がある日は30分くらい。
私は、罫線の少ない紙のほうが心が自由になる気がして、できるだけシンプルな紙を選びます。
書き出しに迷う日だけ、短い問いを置いてみます。
「いま気になっていることは?」「本当はどうしたい?」「それを邪魔しているものは?」。
問いがあると、心の声が少し聞こえやすくなります。
「書き出す」は、心の中をそっと"掻き出す"こと
書いているうちに、ふっと肩の力が抜ける瞬間があります。
頭の中でぐるぐる回っていたものが、紙の上に移るだけで、急に扱いやすくなる。
自分の中の混線が、少しずつほどけていくような感覚です。
何にモヤモヤしていたのか。
どこが引っかかっていたのか。
そして、いちばん大事にしたいものは何なのか。
答えを急いで出すというより、「ああ、私はこう感じていたんだね」と自分に言ってあげる時間。
ジャーナリングは、そんな静かな自己対話だと思っています。
書いて整理できても、「次の一歩」が決まらない日がある
もちろん、書けばいつでもすっきりして、明日から完璧に動ける......というわけではありません。
むしろ、書いて見えてきたからこそ、「じゃあ、どうしたらいいんだろう」と立ち止まる日もあります。
気づきはあるのに行動に落とし込めない。
本音は見えたのに考えが堂々巡りになる。
頭では分かっているのに、日常に戻るといつもの癖に引っ張られる。
そんなときは、ひとりで考える世界の中だけでは届きにくい領域があるのかもしれません。
視点を少し変えることや、問いの角度を変えることが必要な場面です。
「書く」に「対話」が加わると、気づきがやさしく前へ進みだす
そこで相性がいいのが、コーチングの"対話"です。
コーチングは、答えを教えるものではなく、対話を通してその人の中にある答えを引き出し、選び直し、行動につなげていくアプローチ。
ジャーナリングで集まった言葉たちは、いわば"素材"。
対話が加わると、その素材が整理され、輪郭がはっきりし、気づきが「やってみよう」に変わりやすくなります。
体感としては、ひとりで考えているときの世界から、少し光の当たり方が変わる感じです。
「そういう見方もあったのか」と気づくだけで、次の一歩は思っている以上に軽くなったりします。
もし、「対話で引き出される感覚」を一度味わってみたくなったら。
銀座コーチングスクール(GCS)では、コーチングの雰囲気や"聴く・問う"の手ごたえを、肩の力を抜いて体験できるコーチング無料体験講座をご用意しています。
学ぶかどうかを決めるのは、そのあとで大丈夫です。
よかったら、今日のジャーナリングで書いたメモを一枚だけ持って、対話の中で言葉がどう動くのか、そっと確かめてみてください。
春に、新しい一歩を。
小さくても、自分の感覚に正直な一歩を、いっしょに育てていけますように。