「気持ち」と「思い」の違いとは?

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銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 森水三香子です。
 
コーチングでクライアントの行動を促進するためには、『気持ち』と『思い』の違いを理解することが重要です。
本記事では、その違いと具体的な質問方法を解説します。

たとえばコーチングセッションでクライアントのスモールステップの行動を引き出す際に、その行動をした時、どんな気持ちになっているか、質問していますか?

※「質問する」スキルについては、コーチング無料体験講座でも演習を行ないます。質問のコツを知りたい方は、ぜひ参加してみてください。

ワクワクした気持ちが行動に伴うと行動が進みやすくなるので気持ちを確認しましょうと、講師に言われたのではないでしょうか。

「その行動をしている時、どんな気持ちになりますか?」と質問すると、多くのクライアントは

「そうなったらいいなと思います。」や

「物事が前に進むと感じます」

と答えてくれます。

ですがその「思います」や「感じます」は、気持ちとは違います。

では気持ちと思いはどう違うのでしょうか?

気持ちと思いは似ているようで異なる言葉です。

気持ちは感情や心情で、思いは考えや意識を表す言葉です。

ですから、どんな気持ち?と問われれば「嬉しい気持ち」や「悲しい気持ち」と具体的な感情を表現します。

一方、思いはより長期的で深い意識や考えであり、気持ちとは違います。

たとえば「パートナーへの感謝の思いを持つ」等は、感情よりも思考や意識にフォーカスされたフレーズです。

ですのでクライアントに「気持ち」を質問した時は、思いや考えを答えた時、さらに「気持ち」について質問してみましょう。

より深い感情が引き出されるとクライアントの気づきとなりクライアントの行動の達成に繋がります。

ぜひセッションの最後にはクライアントの気持ちを確認してみてくださいね。