クライアントの気持ち、引き出せてる?
銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 森水三香子です。
あなたはクライアントの気持ち、引き出せていますか?
思いばかり引き出していないでしょうか?
今日はコーチングにおける「気持ち」と「思い」の違いについてお話しいたします。
コーチングセッションでは、クライアントの気持ちや思いが重要な要素となりますが、それぞれには異なった意味合いがあります。
まず、「気持ち」について考えてみましょう。
気持ちは、クライアントが感じている感情や感覚です。
例えば、喜び、悲しみ、怒り、恐れなど、さまざまな気持ちがあります。
コーチングにおいては、クライアントが自分自身の気持ちに気づき、それを受け入れることが大切です。
クライアントはコーチとの対話を通じて自分自身の気持ちに気づき、理解することで、問題解決や成長に向けた行動が進められるのです。
クライアントの行動に伴う感情、これはセッションにおいても重要なポイントになります。
「思い」は、クライアントが持つ思考や信念、意識的な考えです。
セッションでクライアントの考えはよく引き出せていますが感情はおざなりになりがちです。
コーチは、気持ちと考えの両方を引き出すことが大切なのです。
気持ちには原因や背景があるので、それを深掘りし、クライアントの内面にアプローチすることで、クライアントは自分の感情を受け入れ、開放することができます。
一方で、考えには目標や意図があるため、クライアントの考え方の認識を広げることで、クライアント自身が成長や変化を実現できるようにサポートします。
コーチが気持ちと考えの違いを理解し、クライアントの内面にアプローチすることでより効果的なコーチングをしていきましょう。