考えることは得意なのに自分の気持ちを伝えるのが苦手なあなたへ


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銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 森水三香子です。

 
あなたは考えることを伝えるのは得意なタイプですか?

多くの人は、常に頭の中で何か考えています。

考えを伝えることは、論理的な思考や客観的な情報を伝えることです。


例えば

「私はこのプロジェクトについて考えましたが、新しいアプローチが必要だと思います。具体的にはもっとチームメンバーの意見を取り入れることが重要だと考えます。」

「私はこの映画は、ストーリーの展開については面白いと思いますが、登場人物の心情描写が不十分だと感じました。もっと彼らの感情に焦点を当てるべきだと思います。」

どうですか?考えが論理的に伝わってきます。


一方、気持ちを伝えるとは、主に主観的な感情や個人的な経験の内面を表現することを指します。

あなた自身がどのように感じているか、他人に対して抱く思いや感情を伝えることです。

この場合、具体的な事実や論理に基づく必要はありません。

そして至ってシンプルです。


例えば

「とても嬉しいです!」「心配で不安です。」「あなたの言葉に感動しました。」

「寂しくて、あなたに会いたいです。」「この出来事に対して深い悲しみを感じています。」


あなたは常に頭の中では多くのことを考えていますが、あなたの気持ち、感じていますか?

自分の気持ちに普段から気がついていないとセッションでクライアントの気持ちの動きにも気がつけません。

セッションでは考えたこと・事柄について焦点を当てていませんか?

あなたのセッションはいかがですか?


考えと気持ちは密接に関連しているので、考えを伝えることで自分自身の気持ちにも気付ける場合もあります。


まずはあなた自身の気持ちを表現する練習をすることで、クライアントの気持ちに気がつけるようになりましょう。

気持ちを表現する方法についてはまた次回お伝えいたします!