マインドフルネスのすすめ
銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 森水三香子です。
年末に向けて慌ただしくなる頃です。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
私たちコーチも人間なので、気がかりなことがあったり体調不良の日もあったりすることがあります。
そういった時のセッションでは、フォーカスが自分自身に当たっていることはないでしょうか。
プロとしてはクライアントにフォーカスはいつも当てていたい。
そのような時におすすめなのは「マインドフルネス」です。
耳にしたことがある方も多いと思います。
マインドフルネスとは、日々の心配事や不安な気持ち、仕事や他人からの評価など、つい頭に浮かんでしまうことを鎮め、「今」だけに集中できるような精神状態を意識的に作っていくことです。
そのやり方は簡単で自分の呼吸に意識を向けることです。
呼吸に意識を向け続けることで、「今、この瞬間」に注意をとどめ続けるのです。
コツは浅くても深くてもOK。 無理に深く吸おうとせず、からだに任せて自然に呼吸します。
そしてまずはため息からで良いのです。
「呼吸」の「呼」という漢字は「吐く息」という意味です。
ですから呼吸をするときはまずは息を吐き切ることから始めます。
体の中の息を全部吐いたら、胸いっぱいに新鮮な酸素を送り込みましょう。
その意識で呼吸を繰り返していくと気がかりなことから意識を今に当てることができるのです。
途中で雑念が思い浮かんでも大丈夫。
思い浮かんだそのことを、吐く息と共にそっと脳内から押し出しましょう。
セッションの始まる3分前からで良いので呼吸でマインドフルネスをぜひお試しください。
あなたが今を感じることでクライアントも今を感じてくれます。
プロとして集中してセッションに臨み、クライアントのセッションに対する満足度を上げていきましょう。