無口だと思っていた弟が、実はそうではなかった話
銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 芳賀美貴です。
幼いころ、祖父母の家に住んでいたことがありました。
秋になると、黄金色の稲穂が輝き、青い空はどこまでも広い、とてもきれいな町でした。
もうすぐ稲刈りが始まりますね。新米を食べるのがとても楽しみです。
さて、今日は私の個人的な話ですが、ちょっとお付き合いください。
一つ下の弟とは、いつも一緒に遊んでいたのですが少し無口なイメージを持っていました。
短い言葉の中には親しみが込められていたので、なんの問題もなかったのですが、会話があまり続かなかったような記憶があります。
そのイメージは40年ほど続き・・・ある時、こんなに話す人だったんだ・・・と驚くことになります。
そう、それは私がコーチングを学んだからです。
弟にコーチングをしたわけではありません。
認めるスキルと聴くスキルを意識しただけなのです。
その中でも特に「ペーシング」がカギを握っていました。
弟の言葉に、ワンテンポ遅く私が話そうとすると、弟は続きを話しはじめました。
え?と驚きつつ、テンポを合わせて会話を続けると、どんどん話すではありませんか。
あれから5年。今では気づくと1時間ほど電話で話していたということもあります。
こんなに長い間ずっと、弟の思いを知らなかったなんて・・・。
恥ずかしい話ではありますが、とても大切なことだと思いシェアします。
だれかの何かのきっかけになったとしたら嬉しい限りです。