こんなときどうする?-テーマに興味が持てない時

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銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 森水三香子です。
 
今回のコラムは先日六本木校で話題になったことです。
 
国際コーチング連盟のコア・コンピテンシーの5「今ここにあり続ける」の中に5−2「コーチングの過程において、常に好奇心を示している。」という項目があります。
 
みなさんはクライアントのテーマに興味関心が持てないこと、ありますか?
 
クライアントのテーマに興味が持てない場合、それはもしかしたらコーチ自身の思い込みによるかもしれません。
 
そんな時は、自分自身がなぜそのテーマに興味関心を持てないか客観的にみて思い込みなのかどうか整理する必要があります。
 
そして、コーチ自身には興味関心が持てなくてもクライアントにとっては重要であることを認識しなくてはいけません。
 
コーチはクライアントと一緒に並んでベンチに座りテーマについて好奇心を持って同じ景色を見る必要があります。
 
自分の好奇心をフル活動させても興味関心が起きないとなるとまず質問が思いつかず、意識の矢印は自分に向かってしまいます。
 
そして上っ面の質問はクライアントも気がつきセッションが協働作業とならないでしょう。
 
では皆さんだったらどうされますか?
 
そんな時はまずはスキルに忠実になってみましょう。
 
「認める」「聴く」これができるとクライアントも安心して話し始めます。
 
そしてコーチ自身も認めて聴くことで興味関心が生まれるはずです。
 
興味関心がないと話は聴けないということにはならないのです。
 
テーマそのものに興味がなくても話すクライアントに好奇心の矢印を向ければ自ずとセッションは協同作業となっていきます。
 
好奇心は受動的ではなく能動的に発揮しましょう。
 
ぜひ、話しているクライアントに対し「積極的に聴くこと」をチャレンジしてみてくださいね。