部下に相談されたときの心得
銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 松本結花です。
先日、あるラジオドラマの中で、『部下に相談されたときの心得』として、部長からリーダ-職の人へ、以下のようなことが伝えられました。
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部下に相談された時、最も大切なのは『傾聴』。耳を傾けてひたすら聞くことだ。
くれぐれも話の途中で意見を言ったり、話の腰を折ったりしないように。
往々にして相談者は、自らの心の内に結論を持っているもの。
欲しいのは結論じゃない。自分が行きたい方向に背中を押してほしいか、あるいは、まずいと分かっているので止めて欲しいか、そのどちらかの場合がほとんどなのだと私は思う。
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その言葉に、以前の上司を思い出しました。
一度に多くの仕事を抱えて、自分だけでは対応しきれず、上司に相談した時のことです。
一通り話を聞いた後、上司から「松本さんは、どうしたいの?」と問われました。
その瞬間「このように行いたい。この件は、他の人に協力してもらいたい」などと自分の考えが出てきて、「じゃあ、そうしよう」と、あっという間に相談事が解決したのです。
「答えは自分の中にある」というのを実感した場面でした。
傾聴と、それに続く少しの質問。
思ったことを伝えられる信頼関係。
自分を信じ、応援してくれる上司のマインド。
たった3分ほどの会話の中に、コーチングの要素が詰まっていました。
ところで、傾聴するって、具体的には何をすることなのでしょう?
また、傾聴するために必要なこととはどんなことだと思いますか?
傾聴が「できる」ようになると、日常での会話や、人との関係性、物事の進み方が大きく変わっていくかもしれません。
傾聴はコーチングの基本の「き」。最初のクラス(クラスA)で学びます。
まずは、最初のクラスへ参加してみませんか?