どうやって信頼関係を築いていきますか?
銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 松本結花です。
新年度を迎え、異動等で新たな人との付き合いが始まるという方もいると思います。
今日は、そのような場面で役立つ信頼関係づくりの具体的方法をご紹介します。
コーチングでは、クライアントとの信頼関係を築くことが必須であるため、以下のようなことに注力します。
(1)安心して話せる環境をつくる
(2)クライアントが話しやすい話題から開始する(アイスブレイク)
(3)適度に相手の名前を呼ぶ
(4)コーチ自身が自己開示する
(5)「認める」や「聴く」スキルを駆使する
これを仕事での対話に当てはめてましょう。
・安心して話せる環境
明るく笑顔で臨みましょう^^
・アイスブレイク
いきなり本題から入っていませんか?
仕事を進めるのは大切ですが、そもそも話がしやすい状況が整っていないと、実のある対話とはなりません。
季節的なことや相手が関心を抱いているなど、相手にとって話しやすい話題から話を始めましょう。
・相手の名前を呼ぶ
名前を呼んでくれた相手に対しては好意や親しみを感じるものです。
初対面の場合は、相手の苗字・名前や呼び方を確認します。
また、話の中でも「○○さんは、どう思われますか?」のように、適度に相手の名前を呼ぶようにします。
・自分自身が自己開示する(自分のことを話す)
相手がどのような人かが分かると相手は安心感を得ることができます。
自己紹介として、住居地や出身地、これまでどんな仕事をしてきたか、趣味や家族といった情報を盛り込んでいくこともおすすめします。
ただし、自分ばかり話しすぎないようにしましょう。
いかがでしょうか?
私自身、コーチングを学ぶ前は、「雑談(アイスブレイク)なんていらない!」と思っていました。
なぜなら、仕事の場では、話をしようとしている相手はいつも忙しそうで、余計な時間をとってはいけないと思っていたからです。
ところが、コーチングを学び、クライアントが話しやすい話題から入ること、その際、どんな話が出てきても「認め、聴くこと」を意識したことで、お客様と話すのがグッと楽に、楽しくなり、その後の成果にもつながっていくようになりました。
信頼関係づくりは、相手への関心と理解を言葉や態度で示すことから始まります。