自分を知り相手を知ることでコミュニケーションの質を高める
銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 村井大輔です。
皆さんは、全員集合させて、同じ内容で同じように伝えても、「すぐに理解できる子」と「あまり理解できていない子」がいると感じたことはないですか?
例えば、少年野球のチームで、監督がバッティングのやり方を教えます。
「チーム全員集合!!」
「右肩と左肩は平行に」「しっかりボールを見て」「ボールを打つポイントは体の少し前で」・・・
監督からのアドバイスに全員が「ハイッ!!」
その後、バッティング練習を見ていると、アドバイスをしっかりと意識している子と、まったくわかっていない子がいる。
これはどういうことなのでしょうか?
理解力の問題でしょうか?
運動神経の差でしょうか?
これは「学習優位感覚」が違うからです。
人はそれぞれに覚えるときの感覚が違います。
・見て覚えることが得意な「視覚優位」
・聴いて覚えることが得意な「聴覚優位」
・書いたり言葉にして覚えることが得意な「言語感覚優位」
・とにかくやってみて覚えることが得意な「体感覚優位」
監督からのアドバイスも、言葉で伝えるだけではなく、この子の個性に合わせて、映像で見せたり、言葉で説明をさせたり、まずは打ってみてから覚えさせることが近道だったかもしれません。
コーチングでは、自分を知り、そして相手の個性やリソースを引き出します。
自分はどの様なタイプなのか?相手はどんなタイプなのか?を知ることで、コミュニケーションの質を高めませんか?