コーチングでは、クライアントに「伝える」スキルも必要です!

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こんにちは!
銀座コーチングスクール(GCS)丸の内校代表 大石 典史です。

今日は10月20日。秋の深まりを感じさせる時期になりました。
個人的な話で恐縮ですが、この「10月20日」は、
一年の中でも私にとって感慨深い一日となっています。

というのは、30年近く前、新卒で入社した会社で、
半年間の工場研修を終えた後、最初に配属された部署
(営業部)の日付が「10月20日」だったのです。

以来、毎年この日が来ると、初心を思い出すというか、
少々、背筋が伸びるような気持になります。
あなたにはそんな「一日」がありませんか?

さて、今日の【コーチングスキル編】では、コーチングの
「伝える」スキルについてご紹介したいと思います。

一般的にコーチングというと、クライアントに"気づき"を与える
「引き出す=質問する」スキルが主役のように感じられますが
(それ自体を否定しませんが)、クライアントに"気づき"を
与えるためには、実は「伝える」スキルも欠かせません。

「伝える」スキルといえば、過去にもご紹介してきたように、
代表的なものに「フィードバックする」スキルがあります。

「フィードバックする」スキルとは、一言でいえば、
コーチがクライアントの言動に接して、見えたこと、聞こえたこと、
感じたこと等をそのまま伝えるスキル、ということになります。

ところで「伝える」スキルには、「フィードバックする」
スキル以外にも、以下のようなものがあります。

・リクエストする
・提案
・情報提供
・自己開示

コーチは、クライアントに"気づき"を与えるために、
状況に応じて、上記のスキルを使い分けるようにします。

そこで、金曜日の【コーチング事例編】では、
「提案」や「情報提供」について、それらを使う場面や、
具体的方法についてご紹介したいと思います。

次回のGCSジャーナルもどうぞお楽しみに!