会話の組み立てポイント「現状把握」では、なぜ「時間をかけ過ぎてはいけない」のか?

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4月も中盤に差し掛かり、春の陽気を感じさせますね。
コロナウィルスの影響で、例年通りの気分とは行かないまでも、
週末には感染予防に留意しながら、春を楽しみたいものですね。

さて、先日の【コーチングスキル編】では、
会話の組み立てポイントのひとつ「現状把握」を取り上げ、
それを使う際の留意点についてお話しました。

その留意点とは、「現状把握」では「時間をかけ過ぎない」
というものでした。今日はその理由についてお話します。

これは、クライアント視点で考えてみると分かりやすいでしょう。

すなわち、クライアントは「現状」に満足せずに
(=早く「目標」に辿り着きたいと考えて)
コーチングを受けているわけですから、そこに
いつまでも踏み留まっていたくないという気持ちがあります。

だからコーチは、「現状把握」の質問にかける時間は、
必要最低限に留める(=時間をかけ過ぎないようにする)
ことが必要になって来るのです。

以前、クラスで「現状把握」の演習の際、コーチ役の受講生が
クライアント役の受講生にこんな質問をしていました。

「できていない理由は何だと思いますか?」
「他の理由はありますか?」
「できていないことをどう考えていますか?」

この質問を受けたクライアント役の受講生の顔は、
だんだんと暗くなり、うなだれてしまったことを覚えています。
これでは、「ありたい姿(目標)」にはなかなか辿り着けませんね。
「現状把握」では時間をかけ過ぎない! これが鉄則です。

会話の組み立てポイントのひとつである「現状把握」は、
詳しくは『クラスB-ストラクチャー編』で学ぶことができます。

まずはお近くの無料体験講座にお越しください。
あなたにお会いできることを楽しみにしております!