質問スキル「5W1H」をさらに細分化してみよう!
7月に入り梅雨も本格化しています。
昨年の梅雨明け(関東・東海地方)は6月末でしたから、
それと比較するとかなりのギャップを感じますね。
最近は、各地で大雨洪水警報なども発令されていますから、
該当する地域の方は、どうか気をつけてお過ごしください。
さて、前回の【コーチングスキル編】では、質問スキルである
「水平質問」「垂直質問」ついてお話しました。
今回は「垂直質問」で使用されることの多い「5W1H」について、
さらに詳しく考察を加えてみたいと思います。
そもそも質問スキルには、「クライアントの中にあるものを引き出す」
ことを目的として、クライアントの頭の曖昧なものを明確にし、
具体的にしていくという効果があります。
その手法のひとつとして用いられるのが、チャンクダウン
「5W1H(Why,What,When,Where,Who,How)」になるのですが、
これを用途に応じてさらに細分化できることをご存知でしたか?
具体的にお話しますと・・・
(1)クライアントの思考を明確・具体的にする
・When(いつ?)
・Where(どこで?)
・Who(誰が?)
(2)クライアントの可能性や選択肢を広げる
・Why?(なぜ?)
・What?(何を?)
・How?(どのように?)
いかがでしょうか?
このように分けてみると、仕事や日常生活の中で、
「5W1H」をより効果的に活用できると思いませんか?
そこで、金曜日の【コーチング事例編】では、
上記(1)(2)の具体的な活用方法について
お話したいと思います。どうぞお楽しみに!