「視点を移動する」スキルを我が家で使ってみました。

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銀座コーチングスクール(GCS)船橋クラス代表 佐木 馨です。

1月も中旬に差し掛かり、平静を取り戻されている頃でしょうか。
お正月休みのように、長期間休んでしまうと、
仕事のペースを取り戻すのに少々時間がかかりますよね。

しかしそれでも、きちんと元の状態に戻すことができる。
人はさまざまな状況に適応できる素晴らしい生き物だなぁ!と、
あらためて感動を覚える今日この頃です。

さて、今日は、前回の【コーチングスキル編】でお伝えしたように
「視点を移動する」スキルについて、我が家の事例をご紹介します。

子どもは晴らしい存在で、視点を移動させてあげると、
ちゃんと自分で考えて答えを出すことができるのです!

娘が小学生の頃、些細なことで友達と喧嘩をしてしまった時のことです。

学校で起こる喧嘩というものは、当然のことながら、
母親である私が状況を把握できるものではなく、
子どもも自分の都合の良いように解釈して、親に伝えます。

そこである時、私は、娘の「視点を変える」ことを意識して、
こんな会話をしてみました。

***

私「お友達と喧嘩しちゃったんだね。そこにもし先生がいたら、
どんなことを言うかなぁ?」

娘「『どうして喧嘩になったの?』って聞くと思う。」

私「そうかぁ。そう聞かれたら、どう答えるの?」

娘「『私が最初、その子のできていないことを注意したら、
その子が怒ってきて私を叩いた』って言う。」

私「そうなんだね。先生は、次に何をすると思う?」

娘「私だけじゃなくて、お友達にも同じように聞くと思う。」

私「同じように聞くんだね!お友達はどのように答えると思う?」

娘「『しつこく注意されたから、怒って叩いた』って言うと思う。」

私「そうなんだね!じゃ、先生は、次に何て言うかなぁ。」

娘「『怒って叩くこともいけないことだけど、
しつこく注意して相手の言葉を聞かないのも悪い』って言うと思う。」

***

このように、「視点を移動する」ことを意識して質問することで、
親がジャッジすることなく、子どもが自分で考えて、
自分で気づくことができるようになります。

この「視点を移動する」スキルについては、
レギュラークラスのクラスCで学ぶことができます。

まずはお近くのコーチング無料体験講座にお越しください。
あなたのお越しをお待ちしております。