クライアントの固定観念や思い込みを外すスキル「視点を移動する」
銀座コーチングスクール(GCS)船橋クラス代表 佐木 馨です。
お正月を過ぎて「冬本番」を感じさせる季節ですね。
今日1月9日は、「風邪の日」なんだそうです。
この「風邪」ですが、そもそもこれを治療する薬はないそうです。
ところで、世間には「風邪薬」がありますが、
これは風邪の初期症状に効くものであり、
根本である「風邪ウィルス」を退治する効果はないのだそうです。
私はこの話を初めて聞いた時には驚きました。
固定観念として「風邪薬は風邪を治療するもの」と捉えていたからです。
固定観念や思い込みというものは怖いですね。
そこで今日の【コーチングスキル編】では、
クライアントの固定観念や思い込みを外すための手法として、
「視点を移動する」スキルについてお伝えしたいと思います。
一般的に、視点が固定化してしまうと、
そこから脱することはなかなか難しいものです。
そこでコーチは、クライアントが望んでいる事柄や、
何をどうすればよいのかについて考えあぐねている事柄について、
異なる視点から眺めてみることを促すために、
「質問する」ことによってクライアントの視点を移動させます。
クライアントの視点を移動させることは、コーチングセッションで
直面する「壁」を打破するのにも有効な方法となります。
なぜなら、視点を移動させることにより、
今まで見えていなかったものを見出す機会がもたらされ、
異なる行動の可能性を見つけることができるようになるからです。
そこで、金曜日のGCSジャーナル【コーチング事例編】では、
「視点を移動する」スキルの我が家の事例をご紹介したいと思います。
どうぞお楽しみに!