「気づき」を得るために効果的な手法「視点を移動する」
銀座コーチングスクール(GCS)丸の内校代表 大石 典史です。
年の瀬ですね。
何かと気忙しい毎日が続くと思いますが、
このGCSジャーナルをお読みいただき、
ほっと一息つかれてみてはいかがでしょうか?
さて、今日のGCSジャーナル【コーチングスキル編】では、
「視点を移動する」ことについて触れてみたいと思います。
コーチは、コーチングセッションの中で、
クライアントの中にあるものを引き出すために
効果的な質問をすることをしばしば行います。
クライアントは、コーチの質問に対して、考え・話すことで、
自らの頭の中を整理し「気づき」を得ていきますが、時に、
何を・どうすればよいか、考えあぐねてしまうことがあります。
そんな時に有効なのが、その事柄について、
「異なる視点から眺めてみることを促す」という手法です。
具体的には、コーチがクライアントの「視点を変える」質問を行うことですが、
このことにより、クライアントは、自身の思い込みや偏見に気づくことができ、
具体的な行動を踏み出す一歩を見つけることができます。
実は、GCSレギュラークラスのクラスCでは、
クライアントが「視点を移動する」ための質問を豊富に取り揃えており、
受講生の方がこれを学ぶことで、いわゆるセッションの"壁"を
比較的容易に突破することができるようになります。
視点の移動先には、以下のような「場所」があります。
例えば、肯定、未来、過去、仮定、感情、・・・など。
そこで、金曜日のGCSジャーナル【コーチング事例編】では、
この「視点を移動する(スキル)」について、
私がふだんクライアントに対して行っている手法をご紹介します。
どうぞお楽しみに!