コーチングスキルの「リクエスト」、我が家ではこんなふうに使っています
銀座コーチングスクール(GCS)船橋クラス代表 佐木 馨です。
日に日に寒さを感じる日も多くなり、紅葉も進んでいます。
子供の頃、どうして緑色だった葉が、黄色や赤になるのだろう?
と、不思議に思ったことがありました。
葉の緑色に見えていたクロロフィルが、寒さに向かう過程で分解され、
元々あったカロチノイドという黄色い色素が浮き出て、
アントシアニンという赤い色素が出てくると、赤くなるのだそうです。
紅葉を後押しするものは、気温の変化や寒さなんですね!
コーチングにおいて、クライアントの行動を後押しするスキル
「リクエスト」について、今日は我が家の事例をお伝えします。
我が家の中学2年生の娘は、そろそろ高校受験を意識し始めています。
最近、自分の弱点の教科が英語であることを強く意識し始めました。
英語が弱点だと意識し始めると、なぜか苦手意識が先に出て、
やる気がなくなり、点数も悪くなる。あるある!ですね(笑)。
そこでママコーチの参上です。
コーチングを意識して、どうやって英語の勉強を進めるのか
対話を進めて行きます。
すると「英単語を『1日5個』覚える」という行動が引き出されました。
普段のクライアントとのセッションならば、
「ぜひやってくださいね!」と力強く背中を押すのですが、
親子でそれをしてしまうと過剰な期待と取られてしまいます。
ここでは、娘にこんなふうに質問してみました。
「『1日5個』って無理がなくていいね!
ママにも何か手伝えることはないかな?」
これを受けた娘からは、
「英単語を確実に覚えてるか、毎日テスト形式で確認したいから、
そのためのテストを作ってほしい。」
と言われたので、それに対しOK!を伝えるとともに、
こんなふうにリクエストしてみました。
「ママもテスト作り頑張るね。一緒に頑張ろうね!」
コーチはクライアントの状況をよく観察して、
英単語を『1日5個』ではなく『10個』覚えられそうだと感じたら、
「『1日10個』覚えるのはどう?」
といったリクエストをすることもありますよ。
あなた自身が、相手をよく観察して、
自由自在な「リクエスト」ができるようになると、
周囲とのコミュニケーションはどのように変わると思いますか?
その答えを求めに、まずはお近くのGCS無料体験講座にお越しください。
あなたのお越しをお待ちしております!