相手に本音で話してもらいたい時、どのように座りますか?
銀座コーチングスクール(GCS)船橋クラス代表 佐木 馨です。
9月に入り、朝夕と秋らしい風が吹き込むようになりました。
秋と言えば、運動会や体育祭が連想されますが、
最近では秋に開催する学校も随分と減って来たようです。
私が子どもの頃は、早朝に、運動会の開催を告げる花火の音が鳴ると、
これから始まる年に一度のイベントにワクワクしたものでした。
実はGCSも、明日、年に一度のイベントが開催されます。
GCS認定コーチや受講生が一堂に集まる
「GCSコーチカンファレンス2017」というものです。
▼GCSコーチカンファレンス2017
https://www.ginza-coach.com/class/event/conference17.html
残念ながら、今年はすでに締め切りとなってしまいましたが、
ひょっとしたら、来年は私と同じ場所にいるかもしれませんね。
さて、今日の【コーチング事例編】では、「ラポール」のスキルについて、
我が家ではどのように実践しているのかご紹介したいと思います。
私が家庭内で注意していることは3点です。
・適度に相手(子ども)の名前を呼ぶ
・「認める」や「聴く」スキルを使う
・相手(子ども)との位置に気を配る
今回は特に、「相手(子ども)との位置に気を配る」
ことについて詳しくお伝えしようと思います。
私は、親子で真面目な話をするような時、かつては、
真正面を向いて膝と膝と突き合わすようにして話をしていました。
母:「夏休みの読書感想文の宿題は終わったの?」
娘:「え?大丈夫だよ。まぁ、いいじゃん。」
こんな風に、子どもはすぐに身構えて、逃げ腰になり、
ちゃんとした話ができない状態でした。
これではラポール(=信頼関係)を築けた話し合いとは言えませんよね。
しかし、今では、子どもとじっくり話したい時ほど、
膝を突き合わせるのではなく、お互いが「90度の角度」
になるようにして座るようになりました。
そう、それは、まるで「徹子の部屋」のように。
こうすることでお互いの視線が少し外れる位置関係となり、
心理的な圧迫感を逃れ、話しやすい環境が作れます。
そうすると・・・
私:「夏休みの読書感想文の宿題は終わったの?」
娘:「実はね・・・読書感想文早く終わらせようと思って、
夏休みの最初に本を読んだのに、
その本が部屋のどこかに行っちゃってね・・・。」
というように、娘は身構えずに本音を話してくれるようになりました。
家庭内では、親子で真面目な話をする場合、
ともすれば真正面に対峙してしまいがちですが、
「90度の角度」で座って話をしてみるのも効果的ですよ。
本日ご紹介した「ラポール」のスキルは、レギュラークラスBで
詳しく学ぶことができます。
まずはお近くのGCS無料体験講座へお越しください。
あなたのお越しをお待ちしております!