【地方校活動編】トップバッターは富山校の"あの人"をご紹介します!
★★ 【地方校活動編】トップバッターは富山校の"あの人"をご紹介します! ★★
銀座コーチングスクール(GCS)富山校講師 土屋 佳瑞です。
この春、2巡目にはいりましたGCSジャーナル【地方校活動編】。
トップバッターの富山校からは、組織内でコーチングを活用されている、
佐藤重範さんをご紹介します。
佐藤さんは、北陸電力株式会社富山火力発電所の
次長として60数名の所員を束ね、
所長をサポートする責任ある立場にいらっしゃいます。
コーチングとの出会いは、副課長として初めて部下を持った時、
「チームをまとめ部下と一緒に成果を出したい!」
という思いから学び始めたファシリテーションがきっかけでした。
「"問い"の出し方がすごいなあ」と思うファシリテーターがいて、
その方達がコーチだったことから「コーチングを学ぼう!」
と決意されたのだそうです。
実際にGCSで学んでみると「1対多数」で関わるファシリテーションに比べ、
コーチングは「1対1」であり、相手の思いをより深いところまで
引き出すことができるスキルだなと感じたそうです。
それはお互いの信頼関係の上に起きることであり、
自分の関わり方がいかに大切かを実感することで、
やりがいを感じたそうです。
それからは、部下指導に困っている課長や部下との面談で活用したり、
毎月の安全衛生委員会において、「認める」「聴く」スキルを使って
信頼関係を構築することの大切さを周囲に伝えたりしてきました。
佐藤さんは、「コーチングを学んだことで、
『自分に対してもっと積極的に行動しないと!』
という意欲が高まった。」とおっしゃいます。
沢山の部下を前にして、まず自らが行動する、
まさにロールモデルの実践ですね!
その影響もあってか、安全衛生委員会に出席していない若い所員が
「議事録を読みました。とても興味深かったです。」と
昼食時、自ら佐藤さんへ声をかけて来るようになったそうです。
3月からはコミュニケーションに関する社内勉強会を始められました。
月1回、ノー残業デーに「参加者と一緒に学び成長すること」
をモットーに楽しく実行されています。
佐藤さんの考える理想の職場は「仲間同志の人間関係が良く、
活発にコミュニケーションを行っている状態」だそうです。
そうなれば、ヒューマンエラーによるトラブルや労災、
メンタル疾患を防ぐことができ、仕事の効率化が図られ、
品質・生産性も向上する、また、ワークライフバランスにも繫がる
と考えていらっしゃいます。
「コーチングは私が目指す職場づくりに欠かすことができないもの。
そして、私の今後の人生にとっても大きな意味を持つもの」
とおっしゃる佐藤さん。今は認定試験の準備に余念がありません。
組織の中から仲間が増え、組織が成長していく様子を
今度は私たちが佐藤さんから学ばせていただきたいなと思っています。
※ご本人から氏名・職場等の開示許可をいただいています。
GCS富山校ホームページ
https://www.ginza-coach.com/school/area03/toyama.html