「水平質問」「垂直質問」は、こんなふうに使います。

コーチング無料体験講座-1.5時間でコーチングの基礎を学び、スキル演習を体験

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銀座コーチングスクール(GCS)船橋クラス代表 佐木馨です。

気がつけば、まもなく10月が終わります。
これからは紅葉が美しい季節ですね。
あなたのオススメのスポットは何処ですか?

さて、火曜日の【コーチングスキル編】では、
「引き出すためのスキル」の例として、
「水平質問」「垂直質問」について取り上げました。

言葉のニュアンスから、何となく理解できると思いますが、
いざそれを使おうとすると難しいもの。

そこで、今日は「水平質問」「垂直質問」の
使用事例について、私の経験をご紹介します。


~以下、中学3年生の長女(受験生)との対話です~

長女自身が受験校を決める時に、こんな対話をしました。

●長女「私、将来なりたい仕事があるから、
そこに向かうための高校を選びたいんだよね。」

▼私「その職業に就くには、どんなことが求められているの?」

●長女「まず、英語力。」

▼私「他には?」 ←水平質問

●長女「コミュニケーション能力かな。」

▼私「コミュニケーション能力もなのね!他には?」 ←水平質問

●長女「その場で求められているものを察知する力も必要かな。」

▼私「へぇ~、察知する力ね!他にはどう?」 ←水平質問

●長女「えっと...、後は、しっかりと話せることかな。」

▼私「他にはどうかな?」 ←水平質問

●長女「それくらいかなぁ。」

▼私「ここまで話してきて、気になっていることはどんなこと?」

●長女「なんか、学校の勉強だけじゃないんだなって思った。」

▼私「勉強だけじゃないのね。」

●長女「うん。だから、大学受験しないで、勉強以外の準備が進められたら、
その職業に就く可能性が高まりそうな気がする!」

▼私「へぇ~、何だか表情が急に明るくなったね!」

●長女「うん!私、大学受験しないで済むように、高校受験したい!」

▼私「具体的には、どんな道がありそう?」 ←垂直質問

●長女「大学付属の高校に行って、高校と大学と7年間を使って、
就職に備えたらいいんだと思う!」

▼私「大学付属の高校ね!」

~以上、ここまで~

こんな対話から、長女は自分で受験校を決め、
今、必死に勉強を頑張っています。

こんな感じの対話が続いたら、たとえ中学生であっても、
自ら納得のいく答えを出して、行動に移せそうですね。
大人であれば、なおさらでしょう。

「引き出すためのスキル」の「水平質問」「垂直質問」は、
GCS「クラスB-ストラクチャー編」で学びます。

まずは無料体験講座へお越しください。
あなたのお越しをお待ちしております!