まだまだあります!「視点移動のスキル」のご紹介
★★まだまだあります!「視点移動のスキル」のご紹介★★
銀座コーチングスクール(GCS)船橋校共同代表 佐木 馨です。
5月も後半を迎え、初夏の気配を感じますね。
ちまたではクールビズ姿もちらほらと見られます。
これから徐々に暑くなっていきますが、その前には梅雨がやってきます。
梅雨を想像すると、ジメジメした気候で、憂鬱な表情になる方も多いものです。
しかし、今、目を賑やかに楽しませてくれている新緑は、梅雨の雨と、時折の日差しにたくましく育てられるのです。
その緑を楽しむ心の余裕を持てるといいですね!
さて、前回のGCSジャーナル【コーチングスキル編】でも「視点移動のスキル」を取り上げました。
今週も【コーチングスキル編】と【コーチング事例編】をお伝えしますが、男性の大石副代表と、女性の私とでは【コーチング事例編】にはどんな違いがあるのか、そこも注目してみてくださいね。
私たちは、抱える問題を解決したい時、目の前の現状に捉われて、思考がグルグルと同じ場所を回ってしまうことがあります。
また、達成したい目標を掲げた時、早く達成をしたくて、気持ちばかりが先走り、いざどのように行動したら良いのか、具体的な計画を立てられずに気持ちが潰れてしまうこともあります。
そんな時、クライアントは、コーチの「視点移動のスキル」を使った問いかけによって、さまざまな角度から考えることができます。
これによりクライアントは気づきが引き出されるのです。
コーチがいない場合よりも、コーチがいる場合の方が、「より早く・より高い」目標を達成することができるというわけですね。
「視点移動」の種類はさまざまです。
GCSではこんな「視点移動のスキル」を学びます。
・事実を整理する
・視点を肯定に向ける
・視点を細分化する
・制約条件を無視した視点に立つ
・視点を原点に戻す
・・・
その中で、今日は、「制約条件を無視した視点に立つ」を取り上げてみましょう。
私たちは、よく制約条件を付けて考えてしまいがちです。
「仕事が忙しく、時間がない」
「お金がない」
「主婦だから、家族の都合を優先してしまい、計画が立てられない」
そんな時、コーチは、クライアントの「制約を外せない」という"思い込み"を「制約を解除する」という問いかけによって、思考を自由に広げさせ、ワクワクを喚起させます。
制約がなくなり、思うように自分の人生を描けるようになると、制約は「越えられる壁」となり、目標達成や問題解決に拍車がかかります。
「もし、今、あなたが感じている制約がなくなったら、何を達成したいですか?」
ぜひ、イメージしてみてくださいね!
金曜日の【コーチング事例編】では、「視点移動のスキル」の具体的事例をご紹介いたします。
どうぞお楽しみに!