最初が肝心!「目標設定」の具体的事例
★★ 最初が肝心!「目標設定」の具体的事例 ★★
今日は3月11日。
この日は、私たち日本国民にとっては忘れもしない、
「東日本大震災」があった日ですね。
当時、私は名古屋の職場で働いておりましたが、
震源地より遠く離れた名古屋の地でさえビルが揺れて、
仕事が中断してしまった記憶があります。
あれから5年が経ちました。
被災地におかれては、まだまだ復興途上かと思いますが、
一日も早く元気な姿に戻られることを願っております。
さて、今日は、火曜日の【コーチングスキル編】で取り上げた
「目標設定」の具体的事例について書きたいと思います。
ダイエット外来における先生と患者の会話です。
(一部脚色しています)
~以下、先生と患者との会話~
先生(以下、先):
「・・・、そもそもどうしてダイエットをしたいと考えたのですか?」
患者(以下、患):
「はい、3ヶ月後に友人の結婚式があるのですが、
その時までに痩せて、お気に入りのドレスを着たいのです。」
先:「なるほど。お気に入りのドレスを着たいのですね。」
患:「はい、妊娠・出産を経験してから体重が戻らなくて・・・、
以前購入したドレスを着れなくなってしまったのです。
まだ、1回しか着ていませんし、このタイミングを逃すと
ずっと着れないんじゃないかと思って・・・。」
先:「そうなんですね。では、無事にダイエットが成功して、
結婚式に出席できたとしたら、●●さんはその時、
どんな気分になっていると思いますか?」
患:「・・・それは、きっと自信に満ち溢れていると思います。
そして、友人を心から祝福できるんじゃないかな・・・。」
先:「いいですね。声が明るくなってきましたよ。」
患:「はい、未来を想像したら、ダイエットも頑張れるかな、
と思えるようになってきました。」
先:「その調子ですね。ではその未来、つまり3ヶ月後ですが、
具体的にはどのような状態になっていると良いですか?」
患:「そうですね・・・体重は今よりも3kg痩せていて、
ウエストは5cm細くなっているといいかなぁ。」
先:「今よりも体重が-3kg、ウエストが-5cmを目指されるのですね。
では、現状についてもう少し詳しくお聞かせいただけますか?・・・」
~以上、ここまで~
火曜日にもお伝えしたように、先生(コーチ)は
「いつ・何が・どうなっている」ことを明確にしていますよね。
また、ここでもうひとつポイントを挙げておくと、
先生(コーチ)が患者(クライアント)の「感情面」に
焦点を当てているということになるでしょうか。
これによって、患者(クライアント)はワクワク感を持って、
自身の行動を考えていくことができるのです。
コーチングセッションにおける「目標設定」の方法は、
GCSレギュラークラスBで詳しく学ぶことができます。
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