コーチングの「ラポール」って何?

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★★ コーチングの「ラポール」って何? ★★

銀座コーチングスクール(GCS)副代表 大石 典史です

昨日は関東地方で大雪に見舞われました。
通勤・通学に支障の出た方も多かったのではないでしょうか。
予報では、寒波到来で、まだまだ寒さが続く模様です。
どうか気をつけてお過ごしくださいね。

さて、GCSジャーナルの【コーチングスキル編】では、
これまで、主にコーチングの「基本スキル」について
書いてまいりました。

GCSのレギュラークラスでは、
最初のクラスAで「基本スキル」を学んだ後、
次のクラスBでは「ストラクチャー」を学びます。

「ストラクチャー」とは「構造」を意味する英語で、
平たく言うと「会話の組み立てスキル」となります。

ストラクチャーは、3つのモード(形式・方法)があり、
「ラポール」「発見」「行動」の順で学んでいきます。

そこで今日は、最初のモードである「ラポール」
について少々触れてみたいと思います。

「ラポール」とは、臨床心理学でセラピストと
クライアントとの「信頼関係」を意味する用語です。

すでに英語となっていますが、語源とされる
フランス語では「関係」を意味し、さらにラテン語まで
遡ると「架け橋」「絆」という意味があるとされています。

では、何故、この「ラポール」をコーチングセッションで、
それも最初の段階で行う必要があるのでしょうか?

それは、コーチングの本質的な効果としてある
「相手の可能性を引き出す」ことに関係しています。

「相手の可能性を引き出す」ためには、
クライアントがコーチに対して、安心感を持って
本音で話せなければ決して成し得ませんよね。

そのためにコーチは、コーチングセッションの
スタートの段階で、クライアントとの間に
信頼関係を構築する必要があるのです。

金曜日のGCSジャーナルでは、【コーチング事例編】
として、「ラポール」の具体的事例をお話したいと思います。
どうぞお楽しみに!