基本スキル「認める」の事例紹介です
★★ 基本スキル「認める」の事例紹介です ★★
11月に入り、メルマガタイトルも「GCSジャナール」となり、
より多角的な情報をお届けしています。
今日は、【コーチング事例編】ということで、
火曜日にご紹介した基本スキル「認める」の具体的事例をご紹介いたします。
あるクライアントさんとセッションをしていた時の話です。
そのクライアントさんは、いわゆる「働くママ」で、
仕事が多忙ゆえ、家庭(家事・育児)との両立に悩んでいるようでした。
周囲からはアドバイスを受けていたようでしたが、彼女自身はあまり納得していない様子でした。
セッション中、私は、彼女の話を聴くことに徹し、話の区切りで、「頑張っていますね」と、
一言だけ伝えました。
彼女の現在の状態を、ただ「認め」たのです。
すると、彼女は、今までのトーンが嘘のように、明るい声で私に言いました。
「そう、それ!その一言が欲しかったんです!」
「その一言で、また明日から頑張れます!」
この時、私が彼女に対して、「もっと頑張れ!」とか、
「仕事をもっとセーブしては?」などと言っていたら、
きっとこのような展開にはならなかったでしょう。
励ましでもない、アドバイスでもない、「認める」。
コーチングスキルとして身についていたからこそ、自然に口をついて出てきた言葉です。
あなたもこのようなスキルを身につけて、相手の変化を起こしてみたいと思いませんか?