もしもプロコーチが野球の投手コーチだったら?
★★ もしもプロコーチが野球の投手コーチだったら? ★★
9月に入り、プロ野球のペナントレースも佳境に入りました。
今年はパリーグが首位チームが独走、
セリーグは"混セ"と言われるように、上位チームと
下位チームとの間にそれほどゲーム差がありません。
そんな中、先日のプロ野球中継で、興味深いシーンを見ました。
今日はその時に妄想(?)したことについて書きたいと思います。
(プロ野球ファンでない方にはゴメンナサイ)
その日の先発は20代前半の若手投手。
初回からどういうわけかストライクが入らず、
フォアボールを連発してしまいます。
結果、3人の打者を歩かせて満塁にしてしまい、
その次の打者にヒットを打たれて得点を許してしまいました。
そこで、たまらず投手コーチがマウンドに駆け寄りました。
それもすごい形相で若手投手に近づき、
大声で何やらゲキを飛ばしていました。
私は、若手投手が、投手コーチの話を聞いているのか
どうかわからないほど眼が虚ろであったことが気になりました。
その後、ゲームが再開。
そして、若手投手は再びフォアボールを連発し、
結果、押し出しで再び相手チームに得点を許してしまいました。
その時の解説者のコメントが印象的でした。
「やはり、こうなると思っていたんだよな...」
アナウンサーが解説者にどういうことかと尋ねたら、
解説者の答えはシンプルなものでした。
「緊張している場面でゲキを飛ばされたら、
投手はますます萎縮して、ストライクが入らなくなります。
あの場面で、コーチはゲキを飛ばさない方が良いのです。
特に若い選手達には。」
この解説を聞いた時、私は、ある妄想をしました。
「もしもプロコーチが野球の投手コーチだったら...?」
(次号に続きます。)