コーチングは基本スキルを学ぶだけでOKか?
気がつけば、今日で6月も終わりですね。
振り返って、この1ヶ月はどのように過ごしましたか?
そして、本格的な夏を前に、どのような計画を立てますか?
さて、これまで、当メールニュースでは、
コーチングの基本スキルについて、
折に触れ書いてまいりました。
GCSで学ぶ基本スキルとは、以下の5つです。
・認める
・聴く
・質問する
・フィードバックする
・リクエストする
これらの基本スキルは、一部を除き、
レギュラークラスAで学ぶのですが、
これらを学んだだけで、
「コーチングは使えるようになるのか?」
という疑問がふと浮かぶのではないでしょうか?
たしかに、これらのスキルを日常生活の
コミュニケーションに役立てようとするのであれば、
その効果は十分に実感できると思います。
しかし、相手に「気づき」を与え、相手の
「学び」や「行動」を促したりするといった、
コーチングの"真の成果"を得るためには、
これだけでは不十分であると言わざるを得ません。
では、コーチングの"真の成果"を得るためには、
どうすれば良いのでしょうか?
そのためには、会話の組み立て方を学ぶ必要があります。
GCSでは、これをストラクチャー(構造)と呼んでいます。
いわば、会話の型・骨組みですね。
基本スキルとストラクチャーとの関係性は、
ちょうど、英会話を習得する順序に例えると
わかりやすいかもしれません。
つまり、
・基本スキル = 英単語を覚える
・ストラクチャー = 英文法を習得する
という具合です。
いわゆる「コーチングセッション」ができるためには、
基本スキルを押さえた上で、ストラクチャーまで学ぶ
必要があるということですね。
次回のメールニュースでは、このストラクチャーを
構成する要素について詳しくお話したいと思います。
お楽しみに!