コーチングの「質問する」とは?
梅雨の季節に入りましたね。
鬱陶しい天気が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今日は、コーチングスキルのひとつである
「質問する」について考えてみたいと思います。
唐突ですが、「仕事」をキーワードにして、
私から以下2つの質問を投げたいと思います。
A.今の仕事は好きですか?
B.今の仕事のどんなところが好きですか?
あなたは、この2つの質問の「性質」の違いがわかりますか?
なお、ここでは、「言葉の違い」とか「答えの違い」
というのは、当然のことなので省きます。
それ以外の違いについてはいかがでしょうか。
ヒントは「答えの数」です。
そう、お分かりですね!
Aでは、YESorNOのいずれかに答えが限定されるのに対し、
Bでは、答えが限定されずに複数ある点にあります。
ちなみに、コーチングでは、
A=クローズドクエスチョンと呼び、
B=オープンクエスチョンと呼んでいます。
では、次の質問です。
コーチングにおける「質問する」は、
A/Bのどちらが適しているのでしょうか?
これは、「質問する」の目的を考えるとわかりやすいですね。
コーチングにおける「質問する」の目的は、
「相手の中にあるものを引き出す」
この目的を達成するために、コーチは、
A/Bのどちらの質問を使うと有効であるかはおわかりですね!
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