「Iメッセージ」と「Youメッセージ」
先日(5/19)のメールニュースで取り上げた
「フィードバック(する)」について、今日は、
その具体的方法について考えてみたいと思います。
相手に伝わるフィードバックの方法として、
「Iメッセージ」というものがあります。
「私には、○○のように感じます(聞こえます・見えます)」
のように、「I(=私)」を主語にして、
自分が見た事実や、話を聞いて感じたことを
相手に伝える方法です。
「Iメッセージ」を使用することで、
相手が受け取りやすくなる、という効果を狙います。
一方、これ対して、「Youメッセージ」という方法もあります。
「あなたは、○○をするべきです(したいはずです)!」
のように、「You(=あなた)」を主語にして、
自分の考えや感じたことを断定的に
相手に伝える方法です。
一般的に、フィードバックのスキルを使う場合には、
前者が奨励されることが多いのですが、
後者がNGということではありません。
相手との間に信頼関係さえしっかりと築けていれば、
「Youメッセージ」は、時に、「Iメッセージ」よりも
深く相手の心に沁み込むものなのです。
「(あなたのことを全面的に応援しているから)
あなたは、やりたいことをやりなさい!」
というような具合に。
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