「目からウロコ」のスキルとは?
銀座コーチングスクール(GCS)代表 林 英利です。
たしか、小学校4年生の頃だったと思いますが、
「見る位置が変われば、同じものでも全く違う形に見える」
ということを、授業の中で学びました。
その時に先生が例として用いたのは、木製の円柱体。
A君は上から見たので「円」と答え、
B君は真横から見たので「長方形」と答えます。
二人の答えは全く異なりますが、どちらも正解ですね。
子どもながら「なるほどなぁ」と思ったのを覚えています。
また、椅子の下に何かを落としたとき、
座ったままだと見えなかったが、立ち上がってみると見えた、
という経験はありませんか?
このように、視点(みる位置)を変えると、
それまで見えなかったことが見えるようになります。
これは、物理的なことだけではなく、
思考の世界でも同じことが言えます。
私たちは普段、固定的な視点で物事を考えがちで、
なかなか答えを見いだすことができないこともあります。
そのようなとき、「立場」や「条件」を変えて考えてみると、
新たな発見や、気づきを得ることができます。
例えば、いま$$$name$$$さんが悩んでいることはあれば、
次の質問の答えを考えてみてください。
・5年後のあなたであれば、どのように考えると思いますか?
・あなたの尊敬する●●さんであれば、どのようにすると思いますか?
・もし、何でもできるとしたら、どんな方法が考えられますか?
いかがでしょうか?
これまでとは違ったアイデアが出てきたかもしれませんね。
コーチは、クライアントの気づきや発見を引き出すために、
上記のような「視点を移動させる質問」を投げかけます。
まさに「目からウロコ」のスキルと言えます。
GCSでは【クラスCーセッション戦略編】の中で、
この「視点を移動する質問」について、じっくりと学びます。
クラスCを修了した方々からは、
・相手の気づきをたくさん引き出せるようになった
・セッションがとても楽しくできるようになった
・自分のセルフコーチングにも役立てそうだ
などの感想をいただいております。
自分が考えたこともないことを考えることができるのが
コーチングの魅力であり、コーチの価値ですね。
コーチング無料体験講座では、
視点を移動する質問のスキルを体験することができます。
ぜひその効果を実際に体験してみてください。