方法論の前に、目標を明確にしましょう。
GCSで最初にご受講いただく【クラスA-基本スキル編】では、
特にコーチングがうまく機能した状態についてのイメージを描いて
いただくことをします。
たとえば、
「あなたが誰かと喜びを共有した経験を思い起こしてください。
それはどのような状況の時でしたか? その時、あなたが感じた
喜びの状態とは、どのようなものでしたか?」
といったテーマで話し合ったりします。
というのは、そのような喜びは、コーチとして将来、クライアント
と共に味わうであろう喜びと共通するからです。
「ああいう感覚になれれば、いいのか」という目標をイメージして
いただければ、コーチングセッションの練習も、効果的に行なうこ
とができます。
コーチングに限ったことではないですが、「どうやってやるか」の
前に、「どうなったらよいのか」を明確にイメージすることが、ま
ずは大切です。
「どうなったらよいのか」をできれば、「だったら、こうやればい
いのか」と、方法は自分自身で工夫していくことができます。
「どうなったらよいのか」があいまいなまま、いきなり「どうやっ
てやるか」を考えても、なかなかまとまらないものです。
コーチングセッションでクライアントの目標達成をサポートする際
も、「どうやって達成するか」の前に、「どうなったら目標を達成
したことになるのか」を、しっかりとイメージしてもらうようにし
ます。
方法論の前に、目標を明確化することが大切なんですね。
GCSのコーチング体験講座に参加すると、どうなったらコーチン
グを修得できたことになるのか、イメージを描いていただけます。
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