成人発達理論とコーチング
成人発達理論の基礎とともにコーチングに活かすことができる理論・考え方、留意点等をご紹介します。
クライアントだけでなくコーチ自身の成長を促すためのヒントが得られます。
※このページでは「GCSコーチングワールドツアー2023」にて開催されるセミナーをご紹介しています。
こんな方にオススメ
- GCS認定コーチ、プロコーチの方
- GCSクラス受講中の方(GCSコーチ認定未取得)
開催枠
- 【ECーA06】週末セッション 10/28(土)15:30~16:30
セミナー概要
私は、数年前に成人発達理論/インテグラル理論に出会い、鈴木規夫氏や加藤洋平氏といったこの分野の第一人者の先生方、関連する書籍・論文等から学ぶ中で、対人・対組織支援において非常に有用であると考えるようになりました。私は、2008年から職場(コンサル会社)における部門マネージャーとして様々な組織課題に直面し、その都度悩みながら対応してきましたが、ある意味で場当たり的な対応をしてしまったことがありました。振り返ってみると、もっと早くこの分野を知り学んでいれば、もっとうまくメンバーの成長を促すことができたのではないか、対応において別の選択肢を見出すことができたのではないかと考えています。
欧米の先進企業・組織では、「発達志向型の能力開発」が行われるようになってきており、その中で個人・組織の成長・発達を促す手段として「コーチング」の役割が重要だと認識されています。近年、日本でも成人発達理論/インテグラル理論に関する書籍が充実していたこともあり、その名前は知られるようになってきましたが、まだまだ表面的な理解に留まり、一部は誤解をしている人もいるようです。私自身、この分野の探求を現在進行形で行っていまして、自分の職場やお客様企業向けのコンサルティング、コーチング等の対人支援での活用を模索し、一部試行している状況です。
このような背景・経緯から、今回は成人発達理論の基本的な理論・考え方をご紹介し、コーチングに活かす上でのヒントや留意点にも触れたいと考えています。また、皆様からのご意見を参考にして、今後の探求と実践に活かしていきたいと考えております。
主な内容
- 成人発達理論とは
- 代表的な理論・考え方
- コーチングへの活用におけるヒント
- ディスカッション(または、簡単なワーク)
- 対人支援に活用する際の留意点
- まとめ
受講後に得られる知識など
- 成人発達理論の基礎知識
- クライアントの視野を広げたり、成長を促すためのヒント
- コーチ自身の成長について
- (時間があれば)ワークおよびツールのご紹介
講師プロフィール
青地 忠浩(あおち・ただひろ)
(略歴)
1970年生まれ(52歳)
某コンサルティング会社にて、企業の人的資本経営・組織開発等を支援するコンサルティングに従事しながら、
全社の人財開発の企画担当として日々忙しい毎日を送っている。
(資格など)
・GCS認定コーチ
・国家資格キャリアコンサルタント
・2級キャリアコンサルティング技能士(国家資格)
(成人発達理論に関する活動)
・成人発達理論マスターコース修了(インテグラルジャパン代表 鈴木規夫氏、知性発達学者 加藤洋平氏)
・ゼロから学ぶインテグラル理論 読書会(対人支援職のコミュニティ)を主催