Coach Interview - 長畑 吉洋 コーチ(後編)池袋校代表

1.5時間でコーチングの全体像がスッキリ分かります!
「コーチング無料体験講座」詳細と開講日程

コーチングで人生と仕事をデザインする

 人材派遣会社の創業2代目として経営をしながら、人を相手にする現場で、コーチングをどんなふうに活かしているかをうかがいました。
(聞き手:山上 晴美コーチ)

インタビュー

「ただ目の前にいる人を応援すればいい」という驚きの概念

ーー コーチングを基本にした応用が活きているのですね。長畑さんがコーチングと出会ったのはどんなきっかけでしょうか?

 最初は2003年、前職で、社内でコーチング研修を受けたときでした。人材業は企業とスタッフとの板ばさみ、あちらを立てればこちらが立たずということがよくおきます。元々コミュニケーションに苦手意識があったときに、コーチングの「目の前の人をただただ応援すればいい」、「理解者になればいい」という概念に出会って、そんな考え方があるのか!と驚き、なんて素晴らしいんだって思ったんです。もっと学ぼうと探しましたが、まだGCSは検索に出て来ない時代だったので、他のコミュニケーションセミナーに行ったりしているうちに、承認力や傾聴力が身につき、契約維持率が上がりました。目の前の人との関係構築が前よりスムーズにできるようになったからだと思います。そして、2007年に今の会社に移ったときに、中小零細なので何か特色を出そうとキャリアカウンセラーの資格をとったんです。しかし、人材業なのでそれは当たり前すぎて(笑)、大きな差別化にはなりませんでした。そしてあるときに、たまたま町を歩いていたら、カフェでコーチングをやってるというチラシを見つけたので入ってみたんです。「おっ、コーチングはこんなところでもできるんだー」とちょっとびっくりしました。

 少し体験していたので面白くて楽しく、すんなりと入れました。普段の仕事でやってるマッチングやメンタルフォローの際に、相手が望んでいることを聴くわけですから、自分にもやれるかなという気持ちが湧いてきました。仕事を通して何をしたいのかとか、いつもやっていることとリンクするので、これならいけるなって感じたんです。その他にも、50、60歳の人からの相談に、仕事がない、生活できないということも多くて、当時20代後半くらいで、何歳になっても通用する自分の主軸になる土台が必要だと感じていたときでした。転職しなくても、会社で「人財」として活躍する場合も同じことが言えます。何もない場合は、消費人材になってしまいます。言い方を換えると自分のポジションがなくなるという状態になってしまうこともあります。コーチングはコミュニケーションスキルだけでなく、目標達成のサポート、メンタルサポートをするので、どこに行っても何をしても必要なこと、求められることを基本に考えられているので、一生使える武器になると思ったのです。 会社の特色にもなるという確信が持てたので、改めてコーチングを検索したら、今度はGCSが一番に出てきました。

ーー それは、GCSに行けという引き寄せみたいですね。それで当時の東京本校で受講したのですね。

 最初はセンスある一部の人が行っているものという印象もありましたが、誰でもできてロジックがちゃんとあるというところが大きかったです。クラスのなかでは、BとCがとくに好きでした。ちゃんと理論があって、頭と練習で覚えていって、感じていくという部分がいい。今もコーチングってよくわからないと言われることがありますが、そういう人には、体系立てられたものであり、練習すればするほど上手くなることも伝えています。前職で「営業担当替えろ!」と何度も言われた自分でも、今では、対応力があると言われるようになったり、コーチングのクライアントからはコミュニケーションが下手だったようには見えないと言われたりと、コーチングの力の大きさを実感しています。

インタビュー

一歩引いていた関わり方から「一緒に作る」ようになった

ーー 長畑さんが、コーチングに出会って本当によかったと思えることはどんなことですか?

 自分のコミュニケーションが変わったので、私自身のキャリアも変わりました。ただの営業マンが講師もできるようになったし、前職では承認力、傾聴力が上がることで、派遣スタッフさんとの関係の質が変わって契約満了する際にお礼のプレゼントをいただいたりということもありました。それまでは考えられなかったことです。そして、会社を移り、GCSで正式に体系立てたコーチングを学んでからは、スタッフさんと一緒になって売り場を作り、目標値を達成するという大変なことができたときはやってよかったなと思います。「一緒になって作る」ということも、もしかしたら以前は一歩引いて関わっていたかもしれません。

ーー これから先展開させていきたいビジョンを思い描いていたらお聞かせください。

 コーチングとキャリアを合わせて「キャリアデザインコーチング」というものを行っていきたいです。自分の仕事を自分で主体的にデザインし設計していくことです。キャリアプランニングという言葉の方が馴染みがあるかもしれませんが、これにコーチングの要素を入れていくことで、キャリアの面だけでなく、人生におけるありたい姿も含めてデザインしていくイメージです。三角形の一番下にGCSでいうところの自己基盤があり、次にご本人のライフ、どんな人生を送りたいかが来て、最後にキャリアがある。そして、3つを貫く軸、ありたい姿がある感じでしょうか。これらをデザインしていくことです。

最近「働き方改革」が注目されていますが、「働くこととどう向き合うか」という観点も同じぐらい大事だと思っています。向き合い方によって仕事とも人との関係も、自分のライフも全て変わってきます。

ーー 「働くこと」を考え直してみる時代なのかもしれませんね。ところで、すべての制限がないとしたら、長畑さんが個人として一番やりたいことは何ですか?

 個人として考えたら何もしなくなっちゃいます(笑)。以前のように、また自転車で旅したいですね。旅しながらネットツールでセッションするとか。キャンピングカーで旅しながら全国を回って、土地土地の食べ物を食べて、Web関連の仕事してる人もいるそうです。自転車の旅をするとしたら、海外は言葉の問題もありますが、行けるところは行きたいです。ホノルルセンチュリーライドっていう1日の大会もあるので出てみたいです。

ーー それは日程が合えば出られそうですね。

 参加費用が30万円ぐらいするんですけどね。日本でも最近は数年前の自転車ブームにのってやってるところもあるんです。しまなみ海道、瀬戸大橋を渡るのとかいいですね。行けたら面白いですね。ハワイに永住した人もいて、住みやすくていいみたいです。ハワイも走ってみたいと思っています。がんばって仕事して実現します。そして、旅先でコーチングもしちゃうとか。

ーー その話をしている長畑さんはとても楽しそうです。実現できるといいですね。ありがとうございました。

インタビュー

前編ヘ

Profile
長畑 吉洋
コーチ
銀座コーチングスクール池袋校代表
GCS認定プロフェッショナルコーチ
GCS認定講師
2010年2月にGCS認定資格を取得。人材紹介業(営業職・接客販売職に強い)を行いながら、ワークデザインコーチとして「組織・人の進化と深化」をサポート。顧客企業のパーソナルコーチング、メンターコーチの育成、その他、経営管理層へのコーチング、教育研修に従事。自身の接客販売・営業経験、キャリアコンサルの実績を活かし、「人がイキイキと働く」ために必要な要素の一つ、「ヒト・コトへの対面力」「自分ブランドとなる一品」の磨きをかけることに強みを持ち、クライアントから支持をされている。 株式会社アイダス・ユニバーサル2代目代表。趣味は自転車、食べること。学生時代はハンドボールのキーパー。埼玉県出身。 株式会社アイダス・ユニバーサル

[長畑 吉洋コーチの担当クラス一覧]

全国30箇所以上でコーチング無料体験講座を開講中!

オンラインクラススケジュール一覧対面クラススケジュール一覧

北海道・東北エリア首都圏城北・城東エリア東京都心エリア
首都圏城南・城西エリア神奈川・伊豆エリア北陸エリア
中部エリア関西エリア中国・四国・九州・沖縄エリア

※対面・オンラインのいずれにつきましても、開催予定が表示されていない、あるいは都合の良い日程がない場合は、
コーチング無料体験講座 日程リクエストフォーム」よりリクエストください。

ms_banner.png