Coach Interview -こじま りょうこ コーチ(前編)

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学びを続けていれば、まだ見ぬ新しいビジョンとの出会いが生まれる

 会社での管理職、2人のお子さんの子育て、長期の海外出張などアクティブに行動するこじまりょうこさんから、コーチングを学んでさらに目標が明確になったことなど、探究心の赴くまま学びと実践を続ける、豊な人生の日々について伺いました。 (聞き手:山上 晴美コーチ)

インタビュー

頭になかった「子育てとコーチング」

−現在、子育てとコーチングについて、友瀬コーチ、新居コーチと一緒に音声で発信するイベントをしていると伺いました。

 私がアシスタントとして参加した秋葉原校で、友瀬はなコーチが講師の時に、新居信子さんとご一緒したことがきっかけで、3人で子育てのトークを始めることになりました。月に1度、「子育てとコーチング」というテーマで話をしています。
 特に細かいルールは設けずに3人で自由に話しています。コーチングと子育てに関する各自の体験や考えが主な内容です。

−最近、海外出張から戻ったばかりということですが、会社で管理職として働きながら、2人のお子さんの子育てをして、さらにコーチングの活動という八面六臂の活躍です。 コーチングを学ぶきっかけが、「自分を変えたくて」とプロフィールにありました。それは子育てのことを指すのでしょうか。

 いいえ、当時は前の会社に勤務しており、すぐに独立するわけではなく、何か複業を始めたいと考えていました。会社の中で自分の力が十分発揮できていないと感じていたこともあり、専門的分野で複業をしたいという思いがありました。自分を変えたいという気持ちは、世間で独立や企業が注目される中で、会社に留まって複業に踏み出せない自分に疑問を抱いていたので。だから私も複業に踏みだしたいという思いがあったと思います。

−そうでしたか。子育てではなく複業に関することだったのですね。

 はい。最初は仕事上での上司や部下との関係、そして複業について考えていました。学んだ当初は子育てとコーチングの関係は全く考えていませんでした。コーチプロフィールを作る時も子育てのエピソードを入れるか悩むのですが、これまで幅広い仕事経験し、管理職としての話も出来、母親として子育の両立についてもお話できると思っていますが、結果としてプロフィールにはあまり書いていません。ですが、子育てに対するコーチングのことが大きになっています。

-大きくなったとはどんなことですか?

 私は自分が好きなことをしているので、もともと子どもに指示をするタイプではありませんでした。それでも日々小さいことでついつい指示をしてしまうことも多く、毎年の子どものピアノの発表会の対応の中で変化を感じることがありました。子どもがピアノの発表会が近づいているのに練習をしないと、「練習しないの?」「間違ったらどうするの?」と言い、以前はどちらかというと「だから練習をしなさい」と子どもの納得を得ないまま指示をしていました。自分が子どもの頃、発表会は完璧に演奏するものだと思い込んでいたので、子どもたちが同じように考えていないことに戸惑っていました。
 コーチングを学んで気づいたのは、ピアノの位置付けが私と全然違うということでした。
 それで
 「どういうふうに弾きたいの?間違えずに?」と聞くと、
 「それはあまり大事じゃない」と答えました。
 「じゃあ、今年はどう弾きたい?」
 「リズムに乗って弾きたい」と言ったので、
 「それならどう練習すればいいの?」とたずねるような接し方をするようになりました。
 どうしてこんなに弾けないのだろうとか、どうして何度も間違えるのだろうとか、こんなに弾けないのになんで練習しないのだろうという思いから解放されて、子どもも主体的に取り組んでくれるようになり、発表会前の気持ちが楽になりました。

ーー −なるほど。それで本番ではできてしまうのですか?

 できないです(笑)。
 練習が足りないから上手くはいきません。でも、コーチングを学んでいなかったら「目標を立てたのに全然できなかった」。「私のフォローが足りなかったのかしら」と自分を責めていたと思います。しかし今は「ちゃんと話して私のサポート部分はした。本人が気付いた部分までしか成果は出ないものだからこれでよしとしよう」と受け入れることができ、「自分で目標を立てたけれどうまくいかなかったのなら、どこが問題だったと思う?次はどうすればいいか一緒に考えよう」と言えるようになりました。結果的に、子どもの気持ちも楽になったと思います。
 今年は本当に何も手を出さずに見守りましたが、それでも子どもたちは自分でやろうと決めて、発表会までの道のりを自分で決めて進みました。私自身もサポートの仕方が成長し、子どもたちの取り組みも成長していることを実感できました。

インタビュー

コーチングと複業

−考えていた複業についての考えはその後何か変化がありましたか?

 当時は自分が何をしたいのか明確ではなく、複業を始めることに一歩踏み出せないことに悩んでいました。そんな時、複業支援サービスを利用したのですが、2カ月で結果を出すことができました。その時の担当者がコーチであり、キャリアコンサルタントだったため、コーチング的なアプローチを受けることができ、コーチングに触れるきっかけとなりました。

 当初、複業をするなら、専門分野である医療機器のコンサルティングを考えていましたが、それ以外の複業はないか調べていたらコーチングが出てきたので興味を持つようになりました。

 もう一つのきっかけは、会社に新卒社員が入社し、久しぶりにサポートする際、うまくいかないことが多かったことです。年齢差が出てきたせいか「これぐらいできて当然だろう」というやりとりになってしまい、指導に困っていた時で、このような状況が重なり合ったちょうどその頃GCSのコーチングクラスを受け始めました。

−クラスでコーチングを学んでみていかがでしたか。

 とても学びたい気が満ちていて、勢いをつけて受講しました。8月の初めにクラスAが始まって12月に認定試験を受けて合格をもらいました。
 認定を取るまでは普段の生活にコーチングを活用するという余裕はなくて、コーチングのスキルやセッションのストラクチャーを身に付けることに強く注力していました。実際の活動の中では、例えばオープンクエスチョンとクローズの違いを意識して、オープンクエスチョンを増やすようにしている程度でした。

−資格を取得してからはどんなふうに活用していたのですか?

 上司の了解を得て、部下と直属ではない社員3人くらいに、勤務時間中にコーチングをしました。認定取り立てで、とにかくやってみようという気持ちが強く、なかなかうまくいかなかったこともありましたが、対話する時間を取るようになりました。 相手からも、話ができてよかったというような穏やかな反応でした。自分の中ではコーチングって劇的なものですごい気づきが生まれたり、すごいことが起きたりすると、学んだ当初はそんなイメージを持っていました。今考えると、そのようなフィードバックはなかったですが、対話できて、気づきが生まれていたというフィードバックをもらっていたのだと思います。

インタビュー

後編は近日公開予定です!今しばらくお待ちください。

後編
・組織の中で働くからこそ得られること

Profile
こじま りょうこ コーチ
「違いを武器に未来を切り拓く旅のパートナー」を理念に活動しています。人と自分の違いに悩んだり、不安や葛藤を感じたことはありませんか?たとえば、職場で意見が合わなかったり、家庭で価値観のズレを感じることは誰にでもあります。その違いをどう捉え、行動に移すかで未来は変わります。これまで、人との違いを前向きな行動や新たな可能性につなげるサポートをしてきました。キャリアの選択に迷う方、人間関係に悩む方の課題に寄り添い、目標達成をお手伝いしています。理想の未来に向けた旅路を共に歩むパートナーとして、あなたとの出会いを心より楽しみにしています。
GCS認定プロフェッショナルコーチ

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