Coach Interview - 稲垣 未来皇 コーチ(前編)

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新しい視点を取り入れて伝統的なものづくり産業を復活させたい

 社内コーチとしてコーチングを取り入れ、さらに理想の職場を目指している稲垣さんから、日本の伝統的な技術を継承するものづくり産業を支援したいという熱い思いをうかがいました。
(聞き手:山上 晴美コーチ)

インタビュー

社内セミナーをスタートさせる

ーー まず、現在のコーチングの活動についてお聴かせいただけますか。

 働きながらコーチをしているわけなんですけれども、社内の研修やセミナーでコーチングを伝えたり、コーチングサービス企業からの依頼を受けて個人に対してセッションをしたりしています。平日は本業の方をやりながら、休日や平日の夜にコーチとしての活動を行っているという感じです。

ーー 職場でのコミュニケーションに課題を感じたことがコーチングを学ぶきっかけだったということですが、どんな状況だったのでしょうか。

 7年ぐらい前になりますけれど、労働組合の執行部にいまして 、従業員の方に対して教育とか研修とかやる機会があったんです。その教育コンテンツの中にコーチングというのがあることを知りました。そこで実際に自分が体験してみて、これは有用なスキルだなと思ってGCS の体験講座に入って学び始めました。
 当時は、社内全体の雰囲気として部門間と言うか、隣の人が何をしているのかよくわからない状態でした。自分の仕事がいっぱいいっぱいの状態で周りに関心を持っていない人がいたり、仕事に対してあまり興味を持てていない人がいたりとか。そういう状況の中でこれではいかんと、社内セミナーを自主的にやって、興味のある方は来てくださいというふうに声をかけました。そういう環境の中で、何か自分を変えるということに興味があるという人がいたんです。最初はどういう研修なのかなっておそるおそるだったかもしれませんが、そこはコーチングの土壌づくりと言うか信頼関係をベースにおいて気兼ねなくプライベートなことも含めて話せるようにアイスブレイクから始めました。なかなか会社の中でそのような研修の機会がないので、研修を通してその人となりというのをお互いに理解することができて、その後話し合う機会が増えて関係性が良くなったと思います。情報交換をしたりする機会が増えていると私は感じています。

ーー 会社の中にそのような新しい試みを入れていくというのは上司の理解が必要だと思います。その辺はいかがでしたか。

 最初はそれをやって結果として何が得られるのかと言われたので業務時間外でやっていました。会議室だけ貸してくださいということで。進めていくうちに上司の方も気になったみたいで、どんなことをやっているのかなと参加した方に話を聞いたりしたみたいですね。
 今はまだまだ風土的には、僕が思い描いている状態ではないんですけれども、少しずつそれを変えていければいいのかなと思っています。皆さんが良好で円滑なコミュニケーションをとりながら、楽しくワクワクしながら、課題や目標に向かっていって成果を上げていくというのが理想の状態です。

インタビュー

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Profile
稲垣 未来皇(いながき みきお)コーチ
GCS認定プロフェッショナルコーチ
国際コーチング連盟認定コーチ(ACC)
英国ThinkBuzanマインドマッププラクティショナー
毒物劇物取扱者
大学卒業後、メーカーにて開発職、品質管理職、製造職、品質保証職を経験。また生産現場に在籍しながら労働組合執行部に所属し、協議会リーダー、組合副執行委員長を経験。コーチングとの出会いは労働組合執行部在籍時に社内コミュニケーション改善のための教育研修を企画していたとき。コーチングの奥深さ、面白さに惹かれ本格的に学び始める。またマインドマッププラクティショナーの資格を取得。セッションごとに内容をまとめたマインドマップをクライアントに提供し好評を得ている。労働組合研修、コーチング社内セミナー、新入社員研修を実施。現在、20名の部下に対しコーチングスキルを活かしたものづくり人材の育成、指導を行っている。

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