Coach Interview - 河西 かなこ コーチ（前編）

　起業家にとって必要な事を徹底的に学び実践し、以前は考えていなかった独立を果たし、現在、コンサルやコーチングをしながら独立した方々のサポートをしているのが、神楽坂校代表の河西かなこさん。生業を決めて行動するという、その力の源泉にあるものは、ビジネス、自己啓発、科学、スピリチュアルというジャンルを超えて共通しているものだと感じました。
（聞き手：山上 晴美コーチ）

ーー 河西さんは、いつごろからコーチングを勉強しているのですか？

　10年以上前にコーチＡで学びました。当時働いていた会社で営業職だったんですが、上司との関係がうまくいかなくて、いい上司とはというワードでネット検索して見つけました。自分が上司になったときにこうならないようにって学び始めたんです。でも、当時は入社３年目で部下もいないし、使う相手がいなかったので、実践はできないままでした。それから４年くらい経ったときに、もう一度勉強してみようと、対面の学校を探してＧＣＳを見つけ埼玉校で受講しました。そこで一番大きく影響されたのは、自己基盤や自己理解のところです。そのとき、転職しようか悩んでいて、ちょうど転機のときでもあったので、人生を考える一歩になったと思います。

ーー クラスで何か印象に残っていることはありますか？

　元々コミュニケーションが好きな方なんですが、体系だてて目標を明確にして行動までの流れを体感できたのが良かったです。その後、講師養成講座を受けたときに、地方校を運営できると聴いていたので、会社を辞めて実家のある山梨県に帰って甲府校を立ち上げました。でも、ずっと勤めていたので会社員気質が固まっていて、何かが違うような感じがして、地方校のシステムが変わったところで一旦辞めたんです。起業家ってなんだろうって考えて、起業家を支援するベンチャー企業に入り、２年くらい起業家育成プログラムの運営をやってみて、そこでいろいろな起業家さんや起業したい方のメンタリングサポートやコーチングやコンサルティングをしました。どうやってゼロから事業創造するかということや、なかなか行動できない方々が行動するには何が必要かを考えていきました。そうしているうちに、また自分でやってみようと思えてきたので、講師養成講座で一緒だった方の会社のオフィスをお借りして、神楽坂校をスタートさせました。それが今年2018年の7月です。