Coach Interview - 川井 裕之 コーチ(後編)

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誰もが夢や目標を無制限に追求できる世の中に

 会社に勤めながら、副業という位置づけでは収まらないほどコーチングを深めている川井さんに、ご自分の変化やこれからのことをうかがいました。
(聞き手:山上 晴美コーチ)

インタビュー

涙が出るほどうれしかったクライアントの本心

ーー 「42Coaching」という屋号を使っていますがどんな意味なのでしょうか。

 イギリスのSF小説で『銀河ヒッチハイク・ガイド』というのがあるんですが、その中に出てくるスーパーコンピューターが750万年かけて出した答えが「42」なんです。
 生命、宇宙、万物についての究極の疑問の答えが「42」という数字だったんです。
 僕は、それぞれの人が自分らしい選択をして自分の人生を歩み、人生を味わい尽くすことができたらいいなと思っています。僕の中でそのための一番良い支援の仕方(究極の答え)がコーチングだったので、「42」と「coaching」を合わせました。

ーー 面白い成り立ちですね。それとゴルフが大好きだそうですが、どんなところが魅力なのですか。

 ひと言で言うと、思った所に飛ばせたときの爽快感です。僕が小学生のときに父がゴルフを始めて練習場によく連れて行ってくれました。小学生だと力比べでは父に負けてしまうけど、ゴルフでは僕の方がたくさん飛ばせたときもあったのです。野球をやっていたから球を打つ感覚が鋭かったのだと思います。そして大学では念願のゴルフ部に入りました。
 今熱心にやってるのはコーチングとゴルフです。

ーー その2つに何か通じるものはありますか?

 どちらもなかなか極められない。コーチングのクライアントさんはいろいろな方がいらっしゃいますし、同じクライアントさんでも毎回同じわけではない。ゴルフは同じコースでも気候など環境で変化するし、自分も毎回同じように打てるわけではない。そのへんは同じだと思います。そのなかでベストを尽くしていく。そういう点も共通していると思います。

ーー セッションをしていてうれしかったこと。こんなふうにできてよかったと思えることがあったら教えてください。

 最近では、クライアントさんが心からやりたいということを言えたのが一番うれしかったです。普通だったら「そんなことできるわけないじゃない」と言われそうなことを、です。僕を信頼して話してくれて、涙が出るくらいうれしかったです。
 さらにうれしかったのはその後その方はそれを実現されたことです。聴いていてうっすら涙が出てしまいました。
 最初はできないと思っていたかもしれませんが、話すことでエネルギーが高まって行くのを感じました。

インタビュー

コーチを支援するスーパーバイザーになる

ーー本当に、話すことは本人のエネルギーを高めることにもなりますね。川井さんはコーチングが大好きだということがよくわかります。国際コーチング連盟の資格も取得されたのですね。

 はい。2020年の1月にACC、今年1月にPCCの資格を取得しました。2014年にGCS認定コーチになった時にはプロになろうとは思っていなくて、会社や家庭でコミュニケーションの改善に使うつもりでした。でも結果として今プロとしてやっています。
 そのきっかけは、あるとき金沢で国際資格を取得するコース、今のクラスL、当時はG、Hでしたが、それが開催されることになって、声をかけてもらったので行ってみたことから始まります。そこで講師のくにいあやこさんに出会い、国際コーチング連盟のコア・コンピテンシーの世界観に魅了されてしまったのです。こういう事が実現できている世界で生きたい。僕もプロになりたいって心から思ったんです。

ーー 具体的にはどんなところに魅了されたのですか?

 世界中に国際コーチの機関があって、世界的にコーチとして活躍している人がいること。プロとして世界や業界に影響力を持つ人たちにコーチングを提供している。そんな世界があるなら僕もそうなりたい。そう思ってからは早かったです(笑)。
 また国際コーチング連盟の日本支部が開催しているイベントに行った時に、あこがれのPCCやMCCの人が大勢いて、まだACCも取ってない僕に気さくに話しかけてくれて、国際コーチってこんなに素敵なんだ。これはもうなるしかないなって。すごく楽しく充実した1日を過ごした記憶があります。
 そして国際コーチの方々は常に学んでいることに気づきました。これは僕にとって刺激的で理想的な場所をみつけた瞬間でもありました。コーチングスキルだけを磨けば良いのでなく、人としての在り方とか、どう成長していくかとかそういうところももちろん必要です。ロングスパンで物事を見ていくということですし、自分自身を整えていくことも大事です。自分がどう関わるかでクライアントさんに影響を与えますので。

ーー川井さんご自身はコーチングスキルの他にどんなことを学んでいるのですか。

 最近は『インテグラル理論』の本を読んだり、マインドフルネス瞑想を1年くらいやっています。

ーー瞑想からはどんな影響を受けましたか。

 少なくとも、より落ち着けるようになりました。瞑想中に雑念が入ってしまってもそれにこだわらずにすぐに戻ります。これはコーチングセッション中に気がそれてもすぐにクライアントさんの話に集中できるという効果を感じています。

ーー 将来思い描いているビジョンがありましたら聴かせてください。

 コーチとしてのビジョンは、人が持っている価値が循環していく世界を作っていきたいということです。具体的には、コーチでなくてもコーチング的な関わりをする人が増えて、夢や目標を制限なく素直に追求できる世界を作っていきたい。そして、それぞれの夢が叶った世界を一緒に味わってみたい。僕が普通に生きていたら決して味わえない世界を見たり感じたりできたら何倍も人生が楽しめる気がする。だからそういう世界を実現したいと思っています。

ーー 波及効果と言うか、それが実現したらその先に何が生まれると思いますか。

 今関わっている方々が少しずつそれをできるようになったら、またさらにその方々から別の人の可能性や夢を引き出していける。それが世界中に増えていって多くの人が自分の能力を発揮できる。そういう人たちが増えていったらいいと思います。
 紛争がなくなるかどうかはわからないけれど、みんなが本当の自分で居られる世界ができます。
 それと、コーチの成長を支援するスーパーバイザーになりたいです。より効果的にコーチングできるようなサポートができる人になっていきたいです。
 自分1人で頑張るよりも大勢の人がコーチとしてさらに力を発揮できれば、もっと良い世の中になっていくと思います。
 本当にそうなります。

ーー 多くのコーチへの支援がやがて良い世の中を作っていく。とても楽しみです。どうもありがとうございました。

インタビュー

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Profile
川井 裕之(かわい ひろゆき) コーチ
GCS認定プロフェッショナルコーチ
大学卒業後、大手電子部品メーカに就職。
その後「ソフトウェアこそが世界を変える」という思いから、独立系ソフトウェア開発会社に転職。
インターネットサーバ構築、Web、ケータイ・スマホアプリの開発と時代を象徴する技術に携わった。
チームリーダとして開発現場のコミュニケーション・ギャップから生まれる意欲低下を解消すべく、GCSの門を叩いた。
現在は管理職としてコーチングを生かした人材育成と組織開発をしつつ、パラレルキャリアとして、プロコーチをしている。
2020年1月 国際コーチング連盟 ACC(Associate Certified Coach)取得
2022年1月 国際コーチング連盟 PCC(Professional Certified Coach)取得
趣味:読書とゴルフ(大好きです)
石川県金沢市在住

コーチプロフィールページ

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