Coach Interview - 森田 明彦 コーチ(前編)

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世界に向けて日本流コーチングを発信

 国際的な舞台で、研究者としてさらにコーチとして活躍する森田明彦さんから、挫折から立ち上がったコーチングとの出会い。20数年めに解決したというご自分の変化についてうかがいました。
(聞き手:山上 晴美コーチ)

インタビュー

コーチングで限界を突破

ーー 外国の方に英語でコーチングセッションをしているとうかがいました。元々海外とのご縁が深かったのですか?

 大学1年のときに米国ボストンでホームステイをしたんですが、向こうに滞在している間に派遣会社が倒産して帰りにNYで立ち往生したんです。このときに英語ができないと自分の身すら守れないって実感したのがすごく大きかったです。日本列島一歩出たら言葉が通じないってことを痛感しました。
 それで外務省に入り、20数年前にNYの国連で仕事をさせていただいたのですがうまくコミュニケーションがとれずに挫折してしまったんですね。その後、本物の国際人となることを目指して自分なりに修行を続けてきたのですが、2015年にGCSで勉強し始めてからほんとうに急激に成長できて、今年になって「どうやら自分が目指したところに到達した」と感じれるようになりました。今は日本語でも英語でもセッションができる、英語だから難しいとは全然感じなくなりました。GCSで基本を叩き込まれて、その後アメリカに行って英語でコーチングを始めて、何だか武者修行みたいだったのですが、20数年近く自分の中で克服できなかったことが、わずか5年ですっかり乗り越えられました。この成功体験は私にとってはとても大きいです。
 私は平均的日本人だったので自分が英語できちんとコミュニケートできるようにはなれないってずっと思い込んでいたんですね。GCSでいう自己基盤です。でも、これって自分で自分の限界を決めてそれに足をとられてしまっていただけだったわけです。20数年前にコーチングを知っていたらそんなふうに自分で自分を追い込むことはなかったですね。

ーー 自分で作っていた限界をコーチングで突破できたんですね。コーチングを学び始めたきっかけは何だったのですか?

 山上さんの体験講座を受けたことです。その時の30分の体験セッションで、それまで1年間くらい悩んでいた問題に対する解決策が見つかったんです。翌日、問題の組織との面談だったんですが、体験セッションで話した通り率直に夢を語って、そのために別の生き方をしたいって話をしたら、相手は心から祝福してくれて送り出してくれたんです。それでコーチングの威力に驚愕して即日GCS秋葉原校のクラスAに申し込みました。

ーー そうでしたか。そんなことがあったとは。同じ内容でも受け取り方はそれぞれなので、森田さんはコーチングと出会うべくして出会ったという感じですね。

 それまで他でコーチングの体験セミナーのようなものは受けたりしていたんですが、正式に学ぶ気にはなれなかったんです。出口が見つからないまま、たまたまFacebookでGCSの体験講座のお知らせを見てすぐに行ったんです。コーチングをやると人生の生産性が3倍に上がるって私は言っていますが、本当は私の場合は5倍くらいになりました。私は人権思想の研究者で隔年に開催される国際学術大会で報告をしてきたのですが、それまでは精々1本報告論文を書くのが精いっぱいでした。ところが、GCSでコーチングを学び始めた年の夏にワシントンD.C.で開催された学会では3本英語論文を書いて発表することができたんです。それ以外にもそれまでやろうと思ってやれなかったピアノのレッスンを始めて、その年の12月にはベートーベンの月光ソナタの第一楽章をとりあえず弾けるようになりました。さらにランニングも再開して初めは1キロ2キロ走るのが大変だったのが秋には20キロぐらい走れるようになったんです。自分にはできないって思ってたことが、コーチングを学んだことでことごとくやれるようになったのです。

インタビュー

正解不正解にとらわれない

ーー 最初に英語のことで挫折したということでしたが、英語自体もさらに勉強したのでしょうか。

 ずっと国際的な仕事をしていたのですが、外国語に対する抵抗がなくなったのはコーチングを学んでからです。ふと臆病になる、引いてしまう自分も含めて丸ごと自分を認める訓練をして、それからは引いてしまうことがあっても、自分はダメな人間だとか落ち込むことがなくなりました。日本人が英語ができないのは中高の教育のせいだと思いますが、最悪なのは正解があるみたいな考え方です。文法的にこっちが正しいとか、いつも出来ない面にだけフォーカスしていたらしゃべれなくなるし、自分で自分を表現する喜びとか学びがないまま終わると思うんです。例えば期末試験で40点だったから自分の英語能力は40点だとか。そんなの練習すれば伸びるのにその前にブレーキがかかっちゃうんです。コーチングはブレーキをはずすスキルだと思うので、日本人が外国語を勉強したり国際化していく上で、最良の学びの手段だと私は思っています。

ーー すごくいいお話ですね。私たちは間違ってはいけないと思い込んでいますね。

 最近ワシントンD.C.とニューヨークのオンラインのコーチングカフェに参加したんですが、いろいろな国の人たちだからいろいろななまりの英語しゃべりますね。アメリカ人だってスペルを間違えたりするし論理的に話さない人もいっぱいいる。唯一の正解ってないです。どんなに拙くても一生懸命に伝えようとすれば伝わるし。やっぱりコーチとしてサポートしたいと思えば伝わるし。そういう方向にも活用できるような仕事を開拓していきたいです。

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Profile
森田 明彦コーチ
GCS認定プロフェッショナルコーチ

国際コーチング連盟認定アソシエートコーチ資格を英語で受験、合格した数少ない日本人の一人として世界のステージでコーチングを提供しています。
世界最高のプロコーチの一人であるアンソニー・ロビンズが設立したコーチングスクールRobbins & Madanes Training Center修了生。
人生のモットーは「好きなことを、好きなひとと、好きなペースで、好きなようにやる」。
趣味は料理とピアノとジョギング。ニューヨークシティマラソン参加経験有。
外務省、国際連合開発計画、財団法人日本ユニセフ協会広報室長、東京工業大学特任教授、コロンビア大学客員研究員、尚絅学院大学教授等を歴任。名誉教授(尚絅学院大学)。

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