組織・人事関連用語:タ行
タックマンモデル
新しくメンバーを集めてプロジェクトを立ち上げる場合、チームビルディングのプロセスには、「タックマンモデル」と呼ばれる次のような4つのステップモデルがあります。
心理学者のタックマンが提唱したモデルで、メンバーが集まった後、混乱を経験することで結束と規範が生まれ、強いチームになっていくというモデルです。ただ集まればチームになるという訳ではありません。人によって考え方や進め方、価値観等が異なるため、効果的に能力を発揮できるチームを作っていくためのステップをモデル化しています。
ステップ | チームの方向性 | メンバーの関係性 | リーダーの役割 |
---|---|---|---|
1.形成期 | チームの目的・目標・課題の共有 | お互いを知らない、不安と緊張の関係 | 理解の促進、共通目的の明確化 |
2.混乱期 | ゴールに向けた意見交換、情報共有 | 価値観、考え方等の違いをぶつけ合い | 個々の違いを尊重し、チームとして最善な方法の模索 |
3.統一期 | チーム全体でひとつに向かう | 価値観、考え方、バックグラウンドの理解 | 新たなルール、課題の設定 |
4.機能期 | チームが自立的に行動し成果を生む | 自立的に考え、行動実践 | リーダーの役割を権限移譲 |