組織・人事関連用語:英数文字
5W1Hフレームワーク
相手に伝わりやすいコミュニケーションをするために、どんなことを意識して実践しているでしょうか。
特にビジネスの上では、「的確に伝え、正しく理解する」スキルが求められます。そのスキルに役立つのが、5W1Hフレームワーク。What、Who、When、Where、Why、Howの頭文字を取ったものです(WhomとHow muchを加えて6W2Hという場合もあります)。シンプルながらも、仕事の基本として欠かせないフレームワークです。
【参照】物事を具体的に考える「5W1H」(NIKKEI STYLE)
5W1Hは、基本的に下記の順番で整理していきます。
① When ... いつ(時間)/ Where ... どこで(場所)
When(いつ)Where(どこで)を伝えることで、時間と場所が明確になります。
時間と場所は先に提示しておいた方がその先の事も読みやすくなっていきますし、「いつ・どこで」によって話の印象や伝わり方が大きく変わることがあります。
② Who ... 誰が(主体)/ What ... 何を(物・行動)
Who(誰が)とWhat(何を)を伝えることにより、結果や結論が明確になります。
③ Why ... なぜ(理由)How ... どのように(手段)
Why(なぜ)、How(どのように)を伝えることにより、どのようにその結果に至ったのか過程を説明していきます。
伝わりやすい基本の順番は、上記の通りですが、①~③の順番で伝えても「結論から話してくれ!」と言われる場合があります。それは伝える相手が聞きたがっている順番で伝えられなかった場合に限ります。基本の順番も大切ですが、状況に応じて伝える相手が何を聞きたがっているか、何を重要視しているかに合わせて伝える順番を変えてみましょう。