組織に影響を与えるリーダー自身の「こだわり」とは。

コーチングの国際資格を取得して専門性を高めたい管理職/ビジネスリーダーとしてキャリアアップしたい

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私たちがリーダーとして成功を収めた理由は、

何かしらの「こだわり」があったからかもしれません。

でも、残念ながら、それが将来の成功にもつながるとは限りません。

その「こだわり」が私たちの能力を制限している可能性があります。

 

「こだわり」は、

過去の成功体験や失敗体験、慣習、伝統などから生まれます。


これらは、経験や知識に基づくものですが、それらに「こだわりすぎる」と、

新しいアイデアやアプローチに前向きに向き合うことができなくなります。

 

新しいアイデアやアプローチを求めている反面、

抵抗感を感じているとするならば、

もしかすると、「変化」や「失敗」を恐れているのかもしれません。


リーダーとしての役割は、組織を成長させることです。

組織を成長させるには過去の成功体験や失敗体験に引きずられることなく、

新しいアイデアやアプローチが、

組織にとって新たな可能性を開くきっかけになることを意識する必要があるのです。

 そこに「こだわり」が強く影響しています。


「こだわり」を手放すことは、変化に対して開かれた心を持つことができます。

そして、リーダー自身を成長させることにも効果があります。

新たなスキル・知識を身に付けることや、

チームメンバーからの多様な視点を取り入れることもできるでしょう。

 

リーダーが更にリーダーシップを向上させたり成果を手に入れるには、

今までの 「こだわり」を自覚する必要があります。

その「こだわり」を変化させることや、新たな可能性を探る勇気をもつことで、

組織の成功や成長に貢献することができるでしょう。


(執筆:銀座コーチングスクール法人事業部・葉山みなみ)